ぶっ込み釣りで50cm頭にウナギ3匹 釣り場は運河直結のドア?【三重】

ぶっ込み釣りで50cm頭にウナギ3匹 釣り場は運河直結のドア?【三重】

伊勢湾奥の某所にある、とある倉庫の船用搬入口から竿を出し、盛期を迎えるウナギを狙ってきた。50cmを頭に3匹の釣果を得た2日間の釣りをリポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

TSURINEWS編集部

淡水の釣り ウナギ釣り

海直結のドアから釣り?

「ドラえもん」に登場する秘密の道具、釣り人なら喉から手が出るほど欲しい物も多いだろう。例えば、どこでもドアだ。ドアの向こうがそのまま釣り場なら、雨も自粛警察も無関係に楽しめる。でも、そんなドアなんてある訳ない。

ところが、それがあるのだ。残念ながら「どこでも」とは違って釣り場を選ぶことはできないが、ドアを開ければ目の前に水面が広がっている。もちろん一歩前に踏み出せば即ドボンだ。といっても、それは釣りのために作られた訳ではない。では、何のために?

それはかつて物流の主軸を海運が担っていた時代の話。今のようにトラック輸送が主流となる以前は、荷物は運河伝いに船で運ばれていた。そのため運河沿いの倉庫には、船から直接荷揚げするための搬入口が備えられていたのだ。

ぶっ込み釣りで50cm頭にウナギ3匹 釣り場は運河直結のドア?【三重】ドアの前には水面が広がる(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

とある企業の、今でも現役で使われている倉庫なので詳細は明かせないが、それは伊勢湾奥の某所にある。もはや本来の目的で使われることもないそのドアから、7月12日にサオを出してみた。

激濁りの状況に期待

真水と海水の混ざり合う汽水域にあるため狙える魚種は多いが、この時期の主なターゲットはウナギ。他の釣りとは違い不自由な面も多いが、雨で活性が上がるウナギを建物の中から狙えるのは魅力だ。

当日は夕方まで土砂降りの雷雨だったこともあり、水は一気に激濁り。ちょっと濁り過ぎのような気もしないではないが、ウナギには絶好のコンディションだろう。

ぶっ込み釣りで50cm頭にウナギ3匹 釣り場は運河直結のドア?【三重】タックル図(作図:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

とはいえ、今シーズンのウナギはいまひとつ。最盛期となるはずの時期に雨が少なかったせいか、最初にポツポツと釣れた後は不調が続いている。この濁りが起爆剤になってくれればいいが。

私は普段、小ぶりのザリガニを1匹掛けでエサにしている。アタリこそ少なくなるものの、良型を選んで釣れるというメリットがある。しかし今シーズンはミミズ一択。とてもサイズを選べるような状況ではないのだ。

50cm級ウナギが顔見せ

午後7時半、お世辞にも広くはないそのドアから3本のサオを並べた。しばらくはハゼやカニといったゲストのアタリしかなかったが、1時間ほどすると本命らしいアタリ。少し送り込み、頃合いを見てアワセを入れる。

ヒットの瞬間は重さを感じたが、魚が真っすぐになった途端、外れたかと思うくらいに軽くなった。水面を滑ってきたのは35cm級の極細ウナギ。取りあえずバケツに泳がせて続投する。

さらに1時間、外道の活性も下がり、エサも取られなくなってきた。そろそろ諦めようかと思っているとサオを絞り込むアタリ。今度はそれなりに手応えがあり、辛うじてキープできそうな50cm級が姿を見せた。

その後も30分ほど粘ってみたが反応はなく、小さい方をリリースしてこの日は終了となった。

16日は40cmを1匹

続いて16日の夜にもサオを出したが、この日は2時間ほどで40cm級が1匹だけ。さすがに、このサイズをキープする気にはなれない。例年、このポイントは梅雨が明けると釣果も下向くので、今後の期待は薄そうだ。

地元の仲間に聞くと、この場所に限らず今シーズンは不調らしい。とはいえ、地域によっては好調な所も多いとのこと。

今回は何の参考にもならない記事で申し訳ないが、話のネタと思って読んでいただきたい。とはいえ、水際の不動産物件というのは意外に多いもの。実際、窓から釣りができる家に住んでいる友人もいる。夢のマイホーム、そんな視点から探してみるのも面白そうだ。

<週刊つりニュース中部版APC・浅井達志/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年8月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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