フカセクロダイ釣りのハリスで多く使われる号数は、1.2~1.75号。今回は各号数の特徴とキホン的な使い分け方を解説します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)
ゲストが多い場合は1.75号
アイゴやメジナなどの引きが強いゲストが多い場合には強度と耐久性を重視して1.75号を結んでおくと安心です。
また、クロダイ狙いでは不意に大きなマダイやコブダイがヒットしてくることもあります。引きが強烈な大物でもキャッチできる可能性が上がるので、過去にマダイやコブダイが釣れた実績のある釣り場で竿を出す場合はあらかじめ1.75号を使用すると安全です。
活性が高ければ太く低ければ細く
クロダイの活性が高い場合は、少しハリスの号数が太くても問題なく食ってくることが多いです。数を伸ばしやすくするためにも耐久性が高い太めの号数が有利になります。
逆に活性が低く思うようにエサを食ってこない場合は警戒心を和らげるためにハリスを細くしてみることも検討してみてください。
水が澄んでいる時は細く
水の透明度が高い時はクロダイからも釣り人の姿やラインの存在が見えやすくなるので警戒心が強くなります。このような場合にはハリスの号数を落としてハリスの存在感を減らしてみましょう。
低活性で食い渋りが多発する厳寒期の攻略には必須のハリス使い分け術です。
<杉本隼一/TSURINEWSライター>