7月12日(月)、山梨県都留市を流れる桂川へと渓流釣行。今回の目的は『尺クラスの渓魚に数釣り希望』だったが、結果的にも強欲な釣りを満喫できたのでレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
桂川都留漁協管轄区域の放流
都留漁協では管轄区域が『都留市~富士吉田市の本支流』となっており、例年3月~9月まで月1回第1日曜日に広範囲に渡り定期放流があり、漁協HPで公表されているとおり1度の放流でも約9000尾~13000尾と凄まじい数である。このような魚影濃厚な素晴らしい河川で1日遊べればきっと楽しめるはずだ。
当日朝イチの状況
前回より少し早めに家を出て、都留地区へは6時過ぎに到着。入漁券を購入してお初な狙いの場所へと車を走らせる。入渓点には先行者の車はないようだ。だが上流からも釣り下りもあり得る場所なので、早々と渓流釣りスタイルに着がえて目的の場所へと入る。
直前に地元の方から声を掛けられ、あまり同地に詳しくないことを伝えると、色々とポイントについても教えてくれた。15分ほど話し込んでしまったが気分よく釣りができそうなので、急ぐ気持ちはすっとんでいき、ゆっくりと入渓してポイントを探してサオを伸ばす。
当日のタックル&仕掛け
6.3m渓流小継ザオに、ミチイト0.8号をサオいっぱいに結び、通し仕掛けでヤマメ6号バリを直結。目印を3つ付けて、オモリはガン玉の2Bを流れの強弱や状況に合わせて使用した。
エサはミミズを用意したが、遡行しつつ川虫も加えていくつもりである。
初見の場所だがいきなりアマゴ
結局前回同様6時45分から開始するが、1投目から掛けるとよく走る。引きを楽しんで寄せると21cmの綺麗なアマゴが釣れた。そしてニジマス、アマゴと連発するもアタリが止んでしまう。平水時にそこまで数が出る場所ではないと思うので見切りを付けて上流に進むと、大場所が見えた。
大場所で大物バラシ
お初の区間であるが要所要所に深場があり面白いエリアである。狙うべきは明らかな大物が着くであろう大場所2つに目をつけた。1つ目の大場所もどうだろう……20分粘るもアタリがないので見切り、もひとつ先の大場所で挑戦することにした。
先ほど3尾出たポイントとは違い、掛かれば大物的な期待感がある場所である。4投するもアタリがなくココも駄目かもしれない……そんな諦め半分な次の流しで明らかツツツなアタリ。アワせるとサオは満月だ。コレは間違いなく尺上のヤマメ系、やりとりの際も激しく走り抵抗する。そしてイケるかもと油断した際にハリが外れ仕掛けが飛んできてしまった。
この出来事で、悔しさのあまりその後の遡行30分が無駄にしてしまう。