今さら聞けない「沖波止・沖堤防」釣りの基本:見落としがちな注意点4選

今さら聞けない「沖波止・沖堤防」釣りの基本:見落としがちな注意点4選

沖波止で「こんなはずでは……」という体験、誰でもあるのでは?今回は、そんな「初心者あるある」を少しでも避けてもらえればと、沖波止について知っておきたいことを紹介。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)

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伴野慶幸

へっぽこ釣り師の伴野慶幸です。尼崎~垂水間の渡船利用の沖堤防 がメインフィールドです。

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堤防釣り 海釣り

1.潮で船着場の高さが変わる

下調べの段階では安全に渡れそうな波止だと思っていても油断は禁物。干潮と満潮で、船着場での高低差も上下することに注意してほしい。大潮ともなると、干満の差は1.2m前後にも及ぶ。

「船着場に着岸したら、はしごの上り下りが必要だった」、「行きは割合簡単に波止に移り渡れたのに、帰りは船べりに飛び降りるみたいになって怖かった」という場面は現実に起こりうる。

釣行日の潮をチェックする際、魚の活性や時合いだけに注目するのではなく、渡船の行き、帰りの時刻の潮位も確認して、渡提の際の心づもりをしておくといい。不安があれば、出船前に船長にアドバイスを求めよう。

今さら聞けない「沖波止・沖堤防」釣りの基本:見落としがちな注意点4選潮の干満で高低差がかわる(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)

2.人気の沖波止は混む

人気の沖波止の混み具合は、初心者の想像をはるかに超える半端ない状態なのが現実だ。最盛期には平日でも混雑するが、土日祝ともなれば、深夜未明に出船する始発便の乗船者だけで送客打ち切りという事態も決して大げさな話ではない。(徹夜釣りで数十人)+(30人×船2隻)×渡船店数店=約200人。この約200人の大半が人気の波止に集中して渡提するので、始発便で送客打ち切りとなる仕組みもお解りかと思う。

仮に第二便以降で渡れたとしても、まともな釣り座のスペースはほぼ残っていない。沖波止初心者は、例え釣れる可能性は少々下がっても、①無理せず空いている波止で我慢する、②午後あるいは平日に釣行する、という選択をお勧めしたい。

今さら聞けない「沖波止・沖堤防」釣りの基本:見落としがちな注意点4選ハイシーズンの混雑は想像以上(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)

3.釣り人同士の間隔は暗黙の了解

沖波止の釣り人の多くは通い慣れた人達なので、釣り人同士の間隔は暗黙の了解で出来上がってしまう。この間隔はキャスティングの際のトラブルを避けるうえでの、釣り人達の経験に基づく肌感覚によるもので、従うべきものだと私は思っている。

けっこう空いているように見えても、無言で入ろうとすれば割り込みとみなされて、トラブルメーカーとなってしまう。

沖波止初心者は先客とは十分距離をとって釣り座を構えるのが賢明だが、先客の隣に入ろうとする場合は、最低でも「入らせてもらっていいですか」という声かけは欠かせない。

今さら聞けない「沖波止・沖堤防」釣りの基本:見落としがちな注意点4選釣り座の間隔に注意しよう(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)

4.「当日有効な」船着場

下調べの段階では波止の船着場が複数箇所あるという情報を得ていたとしても、その全ての箇所に常時船を着けるとは限らない。閑散期、多客日、あるいは波風の状況など様々な要素を考慮して、船長は操船上の安全と運用効率の観点から、当日の船着場を制限することがある。

船着場に関する注意事項は、乗船前の案内や船内放送でアナウンスされる場合もあるが、沖波止初心者は勝手が分からず聞き逃してしまう、あるいは内容を理解できないかもしれない。出船前に自分から積極的に「当日有効な」船着場の場所を船長に確認し、その場所を渡提の際に覚えておこう。帰りの際も行きと同じ船着場に戻ってくるのが無難だ。

<伴野慶幸/TSURINEWSライター>