ハゼの湧き具合を確認しに、和歌山市内を流れる紀ノ川に釣行。30分のサオ出しだったが、小型のデキハゼの姿が確認でき、2年魚の良型も出た釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター牧野博)
15cmの2年魚が登場
じっくり探っていると、コツンという魚信の後、サオ先が絞り込まれた。これは2年魚だと確信。ゆっくりとサオでためると、15cmオーバーの良型だった。かなりの数のデキハゼがすでにミャク釣りゾーンに入ってきており、その中に良型の2年魚が交じるという例年6~7月ごろの展開に近くなっている。
終了近くにはひときわ大きな魚信で18cmもキャッチ、この日の30分釣行の釣果はハゼ6匹。半数が2年魚の良型だった。今年もハゼのわきは順調と見た。
ハリ掛かりさせるコツ
良型のハゼの場合、キスの様に前触れの魚信が感じられる。盛期で活性の高い時期だとそこで鋭く合わせて口元にハリ掛かりさせることができるが、この時期は、少し食い込むまで間を取ってやった方が確実にハリ掛かりできるように思った。江戸前流の粋な釣法ではないが、冬場にチョイ投げで狙う場合でもハリ掛かりを確実にするには有効な方法である。
1日釣っていても、17~18cm、あるいはそれ以上の良型はそんなに数くるわけではないので、少ないチャンスを確実に釣果に結び付けたい。
川の状況を見て、ハリのサイズなどを調整しながら再度チャレンジするつもりである。
交通・アクセス
電車利用は、南海電車の和歌山市駅からタクシーが便利。
車で大阪方面からだと、第2阪和国道を南下、大谷ランプで降り、直進して突き当りの堤防沿いの県道を西進すると釣り場の近くである。
<牧野博/TSURINEWSライター>