『オフショアサクラマスジギング』ステップアップ解説:ジグカラーの考察

『オフショアサクラマスジギング』ステップアップ解説:ジグカラーの考察

サクラマスジギングに限らず、ジグのカラーの捉え方はアングラーで様々。今回はサクラマスの生態から、より釣れるカラーは何か?考えてみたいと思います。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)

堀籠賢志

フライフィッシング、バス、シーバス、鮎釣りなど様々な釣りを経験。現在はジギングとイカ釣りを広く楽しんでいます。東北地方の面白い釣りを紹介する事で震災復興に繋げたいという熱い気持ちで活動中。

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サクラマスの色反応

ある研究者の論文によれば、サクラマスの行動を促進するカラーは2種類。波長が400nm、560nmの光にサクラマスは反応するそうです。400nmの波長のカラーは紫色、560nmの波長のカラーは黄緑色です。

太陽光は海面での反射や水に吸収されて480nmの波長の色が海中へよく通る光となるので、人間の眼には海は青く見えるのだそうです。このような環境の中で魚は光環境への適応として、生息水深が浅い魚は長い波長に感度が高く、生息水深が深い魚は短い波長に感度が高くなるそうです(参考文献:水産上重要な通し回遊魚, サケ・マスの視覚メカニズムとその資源生物学的意味

こういった論文から推察されるサクラマスの反応するカラーは紫色、黄緑色、水深が浅い場合は長波長のカラー=赤色、水深が深い場合は短波長のカラー=紫色、ケイムラカラーなどがサクラマスにはよさそうなカラーということができると思います。たしかに言われてみれば、こういったカラーはサクラマスジギングでもよく釣れるカラーだと思います。

『オフショアサクラマスジギング』ステップアップ解説:ジグカラーの考察ピンクにグローのアクセント(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)

オススメカラー

私がサクラマスジギングでよく使うカラーをご紹介します。

サクラマスジギングでのジグのカラーは、これを使えば釣れるというわけではなくて、あくまで補足するものです。やはり攻略の基本はレンジ攻略が大事ということを前提にしています。

前述の紫色、黄緑色、赤色、ケイムラカラー、シルバー、ゴールド、グローといったカラーはやはり定番です。

紫色はメロウドの群れがボトムに固まっている状況で効果的です。同じくケイムラカラーも短波長の光が海中深く届くことを考えれば、その中で光るケイムラは魚には魅力的に見えるでしょう。

黄緑色は水深問わずによく釣れるカラーです。海水の濁り、澄みにも左右されないで釣れます。

シルバーは水深が比較的浅いレンジでの釣りに効果的です。フラッシングでサクラマスをよく引き付けてくれます。

ゴールドは曇り、朝晩などの光量が少ない場面に効果的です。同じく、グローカラーも朝晩、潮が暗い、水深が深い場面でよく使われていて効果的なカラーです。

『オフショアサクラマスジギング』ステップアップ解説:ジグカラーの考察黄緑色は定番(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)

カラー選択で迷わないこと

サクラマスが反応するカラーの考え方には、サクラマスによく見えるカラー、反応し易いカラーの他に、サクラマスを刺激するカラーもあるでしょう。いわゆるリアクションバイトを誘う色です。

自然界にはない色の取合わせや食性によるカラー。例えば、オキアミを捕食していれば、ピンク色。この色もよく釣れますね。イワシを捕食していれば青銀。

あくまでもアングラーから見た印象ですが、特定のカラーにサクラマスが反応しやすいこともあるかもしれません。日中の太陽光が多い場面、ギラギラと光を反射するフルシルバーも効果的です。

これらの基本的なカラーを使いながら、船中の釣れたアングラーのジグカラーに合わせていくのもアングラーの集中力を高めていくことに繋がるかもしれません。

カラー選択に絶対はありませんが、まず一番やってはいけないことはカラー選択で迷うことです。釣りの時間が少なくなるほど、ジグカラーを交換してもいいことはありません。じっくりと腰を落ち着けて、レンジ攻略に集中した方が結果はついてくるものと思います。

その上で、自分の得意なカラーを持つこと、増やすことも大事ですが、コレは経験を積むしかありませんね。

<堀籠賢志/TSURINEWSライター>

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