昨シーズンヒラメを1枚も上げられなかった筆者が、今シーズン新潟上越地方のアジ泳がせナイトゲーム初戦で、良型ヒラメを2枚釣り上げることができた。工夫した点を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)
今シーズン釣果アップの5つのポイント
それでは釣果アップのポイント5つを順に紹介する。
1、ハリスを細くする
昨シーズン、筆者は大型ヒラメに備え6号ハリスを使用していたが、周囲の乗船者に比べ明らかにアタリが少なかったため今シーズンはサイズダウンして4号ハリスにしてみた。アタリが出ないことには釣果は期待できない。号数ダウンによりアタリは確実に増えた。モンスター級のヒラメや青物が掛かった時などの不安はあるが、自分だけアタリが少ない場合などはハリスの号数ダウンは試す価値アリだろう。
2、孫バリをトリプルフックに変更
昨シーズンは親バリ、孫バリともにシングルフックにしていたが、アタリがあってもフッキングに至らず乗りが悪い印象だったため、今シーズンは孫バリに小型のトリプルフックを導入してみた。これは効果的だった。今回釣り上げたヒラメのうち1枚はトリプルフックが口ではなくエラ付近に掛かるスレガカリによる釣果だった。もし孫バリがシングルフックであったならキャッチできなかったかもしれない。
3、エサのアジを積極的に交換
より元気な活きアジでヒラメにアピールできるよう、アジが生きていても30分ごとに新しいアジに交換するようにした。これが見事的中し、活きアジ交換直後の1投目でのヒットあり。効果実感。
4、誘い
指示ダナは海底から2~4mの範囲。今回はこの範囲で誘いをかけようとときどき活きアジをゆっくり上げたり下げたりするようにし、ラインをゆっくり送り出したり、逆にゆっくり巻き上げたりしてみた。この動作中のヒットもあり。技あり。
5、カラーオモリ
これは筆者ではなく隣りの釣り座にいた乗船者の話だが、オレンジ色のオモリを使用していた。このかたは一時ヒットが連発し5ヒット3キャッチの好釣果を上げていた。オレンジ色のオモリが効果的だったのかもしれない。機会があれば筆者も試してみたい。
いかがだっただろう。今後釣行のヒントになれば幸いだ。
<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>