自分で釣った魚の味は格別。でも、なかなか上手に捌けなくて、食べる部分はほんのわずか・・なんて経験ありませんか?今回は釣魚料理のために必要な基本の5つ道具を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)
キッチンバサミ
内臓取りやエラ取りなど手慣れた人は包丁で作業するところですが、手慣れてない人でもキッチンバサミを使うと意外と簡単に作業できます。筆者が使用しているキッチンバサミは刃先が曲がっているおかげでエラの先端や内臓の付け根などでもハサミが届きやすくとても便利で気に入っています。魚にハサミは使いようですね。
出刃包丁
中小型魚を捌く分には三徳包丁で問題ありませんが、ちょっと大きめの魚を捌くときには出刃包丁が1本ほしいところです。とくに魚の頭を落としたり、兜焼きやかま焼きの下処理で梨割りなどをする場合に威力を発揮します。三徳包丁では文字通り歯が立たないケースがあります。
出刃包丁は高価なものである必要はありませんし、大きさも一般的な三徳包丁くらいのもので問題ありませんが、基本的にさびやすいので手入れが必要です。
でば、次です。
刺身包丁
絶品の刺し身をいただけることは釣り人ならではの最大の特権のひとつです。できるだけ見た目にもきれいな刺し身を切るためにほしいのが刺身包丁です。柵から刺し身にするときに、刃渡りの長い刺身包丁だと刃を前後に何回も往復させることなく一太刀で切り取ることができるので、刺し身をきれいに切れる可能性が高くなります。刺身包丁も出刃包丁と同じようにさびやすく手入れが必要なものが一般的ですが、ステンレス製のものなどは手入れが楽です。
いかがでしたか。釣魚料理をはじめたい方はぜひ5つ道具を揃えてチャレンジしてみてください。
せっかく釣ってキープした魚はおいしくいただきましょう。
<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>