様々な専用ロッドがあるが、近年1本のロッドで様々なターゲットを狙える汎用ロッドが人気となっている。今回はターゲットが定められていない汎用ロッドの有効性について解説する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)
1本でどれだけ対応できるか
昨年購入した汎用ロッド1本でどれくらいの種類を釣ることができたか一例として挙げる。ロッドのスペックは7ftジャスト、ルアーウェイト4~14g、アクションはエキストラファストだ。
・アカハタ、オオモンハタ、メバル、カサゴ、マゴチ、キビレ、クロダイ、シーバス、ショゴ、ワカシ、シイラ、アオリイカ
ほぼ全ての魚は狙って釣れたものだ。地域によってはもっと様々な種類の魚が狙えるだろう。これだけの範囲のものが1本で狙えるなら少し高いロッドを買っても元が取れた気分になる。
ロッドのアクションには注意が必要
汎用ロッドは様々なターゲットを1本で狙えるロッドで非常にいいとお分かりいただけたと思う。だが注意点もあるので触れておく。汎用ロッドではターゲットが定められていないため、ロッドアクションも様々なルアーに使えるように作られている。そのため専用ロッドよりはやや操作性に劣る部分がある。
例えばテキサスリグを使用する釣りでレギュラーアクションのロッドを使用すると少しやりにくさを覚える。そのようなことが汎用ロッドのデメリットになるが、全く釣りにならないわけではない。ロッドの弱点も理解しながら汎用ロッドをご使用いただきたい。
<山下洋太/TSURINEWSライター>