さっきまで普通に食っていたアジが、突然止まる。群れが抜けたのだろうか?いや、そうとも限らない。アジの反応が止まるときには、抜け、とは別の3つの要因が考えられる。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
3.群れが遠ざかった
上述のようにアジはあまりスレる魚ではないが、バラシなどでプレッシャーがかかると沖に遠のく。沖に遠のき、レンジはもちろん、東西の座標がズレることもある。つまり、群れが遠ざかったら、最初から探り直さなければならない。
筆者の場合、群れが遠のいたときには、あまり深追いしないことにしている。遠方のレンジは釣りにくい。そもそももう十分釣り足りているので、あと2、3匹でOKという感覚のはずだ。
そこで試すのが、2inchくらいの大きめのワームである。ボリュームにものを言わせて、もう自動的にアジに見つけてもらい、食ってもらうのだ。あるいはダートアクションで、食ってくる活性の高いヤツを狙う(そして、そういうアジは大きいし、よく引く)。
アタる方法をいろいろ試そう
アジの群れは潮の上げ下げによって動く。上げで入ってきて下げで出ていくまで、大潮なら一瞬でも、中潮小潮ならまあ時間がある。反応が止まったアジも、時間がくるまでは露骨に釣り人を嫌がって出て行きはしない。場、レンジ、そして遠方を打ち直して釣ろう。
<井上海生/TSURINEWSライター>