今回は大型メバルに狙いを絞り、人気のエリアである三浦半島の磯を訪れた。ハイプレッシャーなエリアだが、何とか大型のメバルを手にすることができたのでリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)
同行者にも良型連発!
その後も同じ場所で何回かバイトがあり、同行者も27.5cm、29cmのメバルをキャッチ。しかし筆者は4バイトもあり、2ヒットしたにもかかわらず、全てバラシという失態を犯してしまった。そのバラシが悪かったのか反応がなくなってきた。一旦ポイントを休ませるため、他のポイントへ移動した。
他のポイントでは無反応
明るい時間帯にベイトフィッシュが多く確認できたスリットを選んだ。いかにもな雰囲気があるにもかかわらず、数投するも何も反応がない。じっくりと水面を確認してみると、明るい時間帯にいたベイトフィッシュが全くいなくなっていた。これではダメだと思い、少し休憩し先ほどメバルを釣ったポイントへ戻ることにした。再度ポイントへ入り直したが、結果から言うと1バイトのみであった。こちらも数時間前にいたベイトフィッシュの数も少なくなっていた。反応が全くなくなったため、納竿とした。
ベイトの有無が重要
今回尺メバルをキャッチすることができたが、なぜ釣れたのか振り返るとベイトフィッシュが重要なキーとなっていたと思う。いかにも釣れそうな海藻帯やスリット、さらに数時間前にメバルの反応が多くあった場所でもベイトフィッシュがいないと全く反応がなかったことがそれを裏付けている。
当日は若干の南風で、ポイントは向かい風となる。またメバルの反応が多かった時間帯が上潮であったことから、ベイトフィッシュが接岸しやすい条件が整っていた。このように複数の条件が重なると三浦半島のような激戦区でも、尺に近いような大型メバルが同行者と合わせて複数匹キャッチできることもあると学び、今後の釣りに大いに役に立つデータとなった。
<山下洋太/TSURINEWSライター>
三浦半島