ライトゲームで35cm頭にカマス16尾 タナ変更でヒット継続【大分】

ライトゲームで35cm頭にカマス16尾 タナ変更でヒット継続【大分】

大分県津久見市の千怒崎港へ、カマスゲームに行った。カマスの動きに合わせてタナをかえヒット連発。アカカマス22~35cm16尾を得た釣行をリポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・岡田賢一)

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千怒崎港でカマスゲーム

例年であれば花見カレイを狙う時期だが、まったく釣れないので、勝手に”花見カマス”と命名して狙うことにした。午前5時50分に釣りを開始。この日は満潮が6時40分ごろのため、その前後を狙う形となった。

ライトゲームで35cm頭にカマス16尾 タナ変更でヒット継続【大分】タックル図(作図:週刊つりニュース西部版APC・岡田賢一)

仕掛けだが、私はリーダーを長めに取っている。理由としては、カマスの歯は鋭いためリーダーが傷つきやすく、傷ついた部分を頻繁に取り除くからである。リーダーが短いと頻繁に結節し直す必要があるが、長めにすることで結節する回数を減らすことができる。結節の苦手な人は参考にしていただきたい。

30cm超え良型カマス登場

1投目は表層を狙うが、アタリがなかった。そこで2投目は中層を狙ってみると、ガツガツ……ガツーンと気持ち良くヒットした。藻に潜られないようにドラグを強くしているので、強引にファイトしていく。

何回か強い締め込みを楽しみ、抜き上げたのは30cmオーバーの良型カマスであった。ここで釣れるのはアカカマスであり、味が良いのがうれしい。釣って楽しく食べておいしい、文句のないターゲットだ。

狙いのタナかえ連続ヒット

同じタナを攻めると、ほぼ毎投にアタリがあった。中層をゆっくりリトリーブ(ただ巻き)するだけで、向こうアワセでヒットする流れが面白い。もちろん取り込んだ後はリーダーの傷み具合を確認した。試しにルアーのカラーを替えてみたが、この日はカラーに関係なく釣れた。

しばらくすると中層では釣れなくなったので、底に狙いを替えると、再び連続ヒットするようになった。

最終釣果

その後、7時すぎごろから急に釣れなくなった。時合いが終わったようだ。家族で食べるのには十分な釣果を確保できて楽しめたので、7時30分に納竿とし、桜を含めた景色を楽しんだ。

ライトゲームで35cm頭にカマス16尾 タナ変更でヒット継続【大分】釣り場略図(作図:週刊つりニュース西部版APC・岡田賢一)

釣果はアカカマス22~35cm16尾で、30cmオーバーは6尾であった。また、小型カマスの泳がせ釣りで60cm級のヤズを2尾釣っている人を目撃したので、狙ってみると面白いと思う。

最後に、今回の釣行でも多くのラインやワームが捨てられていたのを清掃している時に見かけた。2週間ほど前の釣行でも清掃していたこともあり、この現状にとても悲しい気持ちになった。みんなが気持ち良く釣りをするためにも、出たゴミは必ず持ち帰るようにしてほしい。

※4月2日現在、千怒崎港のカマスは下火傾向。釣行はお早めに。

<週刊つりニュース西部版APC・岡田賢一/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
千怒崎港
問い合わせ:ほごたん屋釣具店 TEL=0972(82)8277
この記事は『週刊つりニュース西部版』2021年4月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。