春のアオリイカシーズンは遠投、回遊待ちというスタイルが定番ですが、伊豆では藻場に回遊する大型に照準を合わせたシャローゲームが可能。その釣り方について紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野中功二)
藻場での釣り方
このように藻場に戻ってくる個体は無暗にプレッシャーをかけず、藻場に戻ってきたことを確認したら前にエギを通します。この操作を繰り返すとイカもイライラしてくるのか、突如体色を変化させてエギに襲い掛かってくることがあるのです。
藻にラインを掛けアウトサイド(見えない側)にエギを置くテクニックなどもあります。縦の藻が伊豆ではいいですね。ホンダワラが代表的です。妻良湾など毎年いいポイントになります。早いアクションより遅いアクションが有効になってきます。
藻場狙いのタックル
このようなシャローでの見えイカゲームはイカが大型であることが多い上、ヒット後猛烈なランで藻場にラインが触れラインブレイクを招くことも多いため、タックル選びが重要となってきます。ラインは大型個体と藻場でのファイトやシャローでエギのフォールスピードを抑制するため、0.8~1号、リーダーは2.5~3号。
ロッドはエギの細かな操作、大型が掛かった時のタメを加味し8 ~9ftのロッドで、バットパワーのしっかりしたものを選択しましょう。私はアサルトジェットタイプS90を使用しています。エギはの3.5号メインです。例年ですと8月前半まで藻場でのシャローゲームを楽しむことができます。
簡単ではないですが、「見えるイカは釣れない」はウソです。ぜひ、チャレンジしてみてください。
<野中功二/TSURINEWSライター>