人も食べられる『かまぼこワーム』 『汁系ワーム』と実釣比較【青森】

人も食べられる『かまぼこワーム』 『汁系ワーム』と実釣比較【青森】

釣りはエサを使う釣りと、疑似餌を使う釣りに大別される。それぞれに特有の楽しみ方があるが、今回は双方の良い所取りができる魚肉ルアー『ぷるかまんシャッド』を紹介する。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター トラヤヨウスケ)

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トラヤヨウスケ

青森県で活動するWebライター。 年間釣行日数200日超えのアジング大好き30代です。

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ショア ソルトルアー

ナイトゲームで釣果を比較

予想通りデイゲームではどこを探っても魚からの反応は得られなかったので、日が暮れるのを待って再び堤防に立った。

先行はガルプ!ベビサー。このワームの実績は言わずもがな、筆者も季節的な魚や初めてのフィールドにおいてサーチルアーとしてお世話になっている。

しかし、時刻は19時を回ろうとしているが、思うように釣れてくれない。魚はいるようだが、水温の低さが原因なのか活性はあまり高くないようだ。

予定通り30分が経過したので、ここで『ぷるかまんシャッド』にチェンジ。

1投目から本命ヒット!

そのままでは大きすぎる(標準で3.5inch)と思い、横に半分にカットしたものをさらに縦にカットして、1.7inchほどのピンテール形状にしてみる。

人も食べられる『かまぼこワーム』 『汁系ワーム』と実釣比較【青森】カットしてジグヘッドに装着(提供:TSURINEWSライター トラヤヨウスケ)

魚肉だからなのか、うま味成分のアミノ酸のおかげなのか、効果はテキメンだった。ベビサーを散々通した後なのにもかかわらず、まさかの1投目で20cmほどのメバルがヒット!

人も食べられる『かまぼこワーム』 『汁系ワーム』と実釣比較【青森】かまぼこワームで本命キャッチ(提供:TSURINEWSライター トラヤヨウスケ)

その後も数mずれるだけでメバルからの反応があり、2投1匹ペースでコンスタントに釣ることができた。次世代の「エサワーム」なら初心者も楽しめる!

デメリットも

期待以上の釣果をもたらしてくれた『ぷるかまんシャッド』だが、同時にいくつかのデメリットも見つけた。

まず第一に、魚肉ということもあり耐久性はワームほど高くないようだ。それともう一つ気になったのが、今回のように水温が10℃を下回る環境下では固くなってしまってアクションにはあまり期待できそうにない。

といってもそれらを補って余りある集魚力を備えているので、とにかく魚に会いたい初心者やファミリーフィッシングでは頼もしい存在になってくれるはずだ。

人が食べてもOK

ちなみにこの『ぷるかまんシャッド』は、魚だけでなく人も食べられる。

実際に食べてみたが、ちょっとしょっぱいカマボコグミといった感じで、一口目は「うーん……」、二口目は「あれ……?」、三口目に「もう一口食べたい……」と地味ハマってしてしまった。

万が一ロストしてもそのまま魚たちの餌になってくれるので、環境に優しいという点も含めて使いやすいアイテムといえるだろう。

本製品のようなユニークな釣り具が増えてくれれば、釣りはもっと親しみやすいアウトドアな趣味として広まってくれるはずだ。

<トラヤヨウスケ/TSURINEWSライター>