真冬にアジは釣れないといわれる。2月は特に厳しい。しかし、釣れることもある。シビアな時期にあえて狙ってこそアジンガーだ。今回は厳冬期のアジングについて紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
温排水を見つけよう
低水温期で安定している週、しかもそれがいい潮回りと重なる日を見つけて、それを自分の都合と合わせて釣るのは、なかなか難しい。ちょうどその日にガツンと気温が下がる可能性もある。そういう意味でも、「冬のアジは深追いするな、オフだ」と言われるのだろう。
しかしもうひとつ冬でもアジが安定してつきやすい場所がある。それは温排水エリアだ。足で探すのは難しいが、いくらかネットなどにも情報が出ているはずで、必ずしもピンポイントでなく、そのあたりは一帯、多少海水温が高いと見てサオを出す場所の参考にしたい。
潮回りにも注意しよう
低水温は低水温でも、11℃前後で安定した週。そして潮回り、これも必ずチェックしなければならない。長潮若潮はさすがに厳しい。夜に向かって下げたりすると、ほとんど無理である。新月回りの大潮、中潮。またできれば冬の北風、北西風、風速が緩い日。そういう条件にさえ恵まれると、ドン深、常夜灯下居つきを見つけられれば、真冬のアジも釣れる。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>