5月29日(火)、千葉県香取郡東庄町を流れる黒部川に釣行した。
黒部川の当日釣り座
目的は五日後に開かれる大会の様子見を兼ねた試釣。
11時半過ぎに到着すると、同河川のあちこちに大会案内の看板がでている。
10年近く大会役員をやらせてもらっていると「今年もこの時期になったか」と、どこか感慨深くなってしまう。
各所にボサ穴が増え、いつもより釣り人も多く、のんびりした景色とは違い、大会前の独特なムードが漂っている。
空いていた食肉センター下(通称・屠場下)の流れ込み付近に入り、12尺竿を継ぐ。
両グルテンの底釣り。
水深は3本弱。
流れがあるので下バリの7センチ上に少量の板オモリを巻く。
実釣開始
12時15分、エサを人差し指の爪大にハリ付けして開始。
川なりの風でウネリがでているが、流れは弱くハリスオモリでピタリと止まる。
10分後、初アタリで底バレすると、以後は触りさえでない状態が続く。
先着していた釣友のミホリンは、16尺竿の通し釣りでポツリポツリと竿を曲げている。
しかし、型が小さく手のひらに収まるサイズが交じる状況。
それでもウキの動きはよく、しきりにアワせている。
この状況から「大会は長竿有利だな」と直感する。
15時を過ぎるとウキの動きがよくなり、マブナに交じって尺超の本命が顔を出した。
アタリが続くようになって雰囲気はいいが、夜半には山形へ出発する予定なので、深追いはせずに16時前に納竿した。
各ポイントで竿を出していた知人らが、ひん繁に釣り座へ立ち寄っては情報交換をしていた。
大会前の独特なムードはやっぱりいいもの。
釣果は1枚だが、内容的には合格だ。
<週刊へらニュース APC・中村直樹/TSURINEWS編>
入釣無料、釣り台必携。
東関道佐原香取IC~国道356号を銚子方面へ。桁沼川を渡ったらすぐ左折。道なりに直進。