初競りでお馴染み『大間のマグロ』は認定制 毎年最高額の理由とは?

初競りでお馴染み『大間のマグロ』は認定制 毎年最高額の理由とは?

毎年恒例の「マグロの初競り」が豊洲市場で開催され、最高額は例年通り「大間のマグロ」につけられました。なぜ毎年「大間のマグロ」が注目されるのでしょうか。

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「大間」のマグロ

日本の台所とも言える東京・豊洲市場で4日、恒例の「マグロの初競り」が行われ、日本一の高額マグロとして知られる「大間のマグロ」をはじめ、各産地で水揚げされたマグロが次々と競りにかけられました。

初競りでお馴染み『大間のマグロ』は認定制 毎年最高額の理由とは?競りにかけられるクロマグロ(提供:PhotoAC)

例年「超ご祝儀価格」がつくことでニュースになるこのマグロの初競り。最高落札額は過去3度「1億円超え」を果たしており、今年も注目されていました。しかし今年は大間産の208.4kgの個体についた2,084万円が最高と、やや控えめの落札額となりました。

例年最高額落札をする寿司チェーン大手社長によると、今年は「新型コロナウイルスによる会食の自粛モードを受けて高額入札を行わなかった」とのことです。それでも、通常の競りで同等のマグロにつく価格が数百万円であることを考えれば、やはり「大間のマグロ」の名に恥じない高額落札額と言えるでしょう。(『マグロ初競り208・4キロ2084万、やま幸落札』日刊スポーツ 2021.1.5)

「大間のマグロ」の定義

「大間のマグロ」の大間とは、本州最北端に位置する青森県大間町、また最北端の地である大間崎のことを指します。この5kmほど沖合の海で取れる天然本マグロ(クロマグロ)のうち、大型の個体のものがそのように呼ばれています。

初競りでお馴染み『大間のマグロ』は認定制 毎年最高額の理由とは?脂の乗ったクロマグロの切り身(提供:PhotoAC)

現在では「大間まぐろ」の名前で大間漁業共同組合による地域登録商標となっており、30kg以上の個体は頬に認定のシールが貼られます。シールには通し番号が入っており、どの船がいつ、どんな漁法で獲ったマグロかがわかるようになっています。

初競りでは2019年に、マグロ1匹の価格としては史上最高値となる「3億3360万円」をつけており、ときに「黒いダイヤ」と呼ばれることもあります。(『大間まぐろとは』大間観光情報サイト大間わいどアップ)

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