投げ釣りで『落ちギス』連発 潮が動く一瞬に全集中【兵庫・播磨新島】

投げ釣りで『落ちギス』連発 潮が動く一瞬に全集中【兵庫・播磨新島】

11月3日、播磨新島で落ちギスを狙った。時合い以外はさっぱりだったが、潮が動き始めた途端、良型が入れ食いとなった釣行をレポートしよう。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・松尾幸浩)

松尾幸浩

1954年兵庫県三木市生まれ。全日本サーフキャスティング連盟兵庫協会神戸投翔会名誉会長。DAIWAフィールドテスター。キス数釣り競技から大物狙い、遠投競技まで投げ釣りのあらゆる志向をこなすオールラウンダー。

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播磨新島で「落ちギス」狙い

兵庫・東播エリアで手軽な好場として人気が高いのが、播磨新島の赤灯台波止だ。駐車スペースの心配はあるが、広大な大波止ではファミリーから本格派まで、好みのスタイルでのんびりと楽しめるのがうれしい。

今年は10月中旬から落ちギスが爆釣していたが、日によってムラがあるようだ。また、港内に停泊している超大型のクレーン船が出港すると、港内には濁りが充満して、パッとキスが消えてしまうこともあり、非常に難しいのが別府港内の落ちギス釣りだ。

キスが消えた?

11月3日、現場の常連たちが「最近は全く釣れてませんね」と、言うので釣りに行かず、自宅で仕掛け作りをしていた。10時頃、釣友の山根さんから、「今朝は早朝から良型キスがバコバコですよ」と、うれしい入電。「すぐに行きます」と、車を走らせて、現地には昼過ぎに到着した。

急いで好ポイントの赤灯台先端部に行くと、ズラリとキスファンが並んでおり、「釣れてますか?」と、尋ねると、「キスが消えました~」と、出鼻を挫かれた。期待の潮も止まってサッパリの模様だ。

A級ポイントも空振り

それでも、みんな知り合いばかりなので、「右角を空けますから入って下さい」と、超A級釣り座に入れていただくことができた。急いでタックルをセット。投げ竿はトーナメントプロキャスター27号425に、リールはサーフ35。キスバリ8号の5本バリにアオイソメを刺して軽くキャスト。超スローで引きずる。

投げ釣りで『落ちギス』連発 潮が動く一瞬に全集中【兵庫・播磨新島】キスフリークで埋まる波止先端部(提供:WEBライター・松尾幸浩)

早朝から置き竿3本で狙った人のクーラーには20~23cmの型揃いでキスが40匹ほど収まっており、「早朝は忙しいほどアタリが続きましたよ」と、ニコニコ顔。山根さんも到着してすぐに3連、4連とヒットして、「短時間でも凄かった」と、良型キスの入ったクーラーを見せてくれた。

潮動き23cm良型キス

天気も良く、暖かくて絶好の釣り日和となったが、全くアタリもなくて、こちらは落ち込んでしまう。午後からは1人減り、2人減りと、最後まで残ったのは山根さんと私だけ。本当に寂しい限りだ。潮が動く夕方の時合を信じて「このままでは終わらんぞ」と、気合いを入れ直す。

15時頃に潮が転じた時、その瞬間がやってきた。海面がざわつき始め、少し張り気味のラインにコツッと変化が出た。竿を立てて聞きアワセをすると、ククーッとした感触。待ちに待った本命からのシグナルだ。本当に長かったが、ようやくのことでハリに乗せることができたた。山根さんに「来たよ」と言いながら、抜き上げたのは23cmの良型キスだ。

時合に突入

これがまるで合図のようにキスが釣れだした。3連、4連とヒットしてキスの群れは底なしといったところ。キスの活性が上がるとエサを取り合いするのか、アタリも強烈になり、コンコンと前アタリの後でギュギューンと竿先を引ったくっていく。これが落ちギス釣りの醍醐味だろう。

しかも型が良く、丸々と肥えた太いサイズばかりで、4連ともなると巻き取りに「重い、重い」と嬉しい悲鳴だ。投点も最初は3色から4色と少し遠めだったが、潮流が港内に入ると、群れが近付いて2色付近と、ほんの近場でアタリが続き、効率もよくなった。クーラーにはどんどんキスが溜まって行く。1匹だけチャリコが釣れたが、ほとんどゲストもなく、キスが期待の爆釣。

次のページで最終釣果&展望を発表

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