イカダでのアオリイカが絶好調の三重県・南伊勢町迫間浦。日乃出屋では、10月は釣果が右肩上がりで、1kg近いサイズも。良型オアリイカの釣果を期待して釣行してきた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 谷川智)
日乃出屋でイカダエギング
10月27日の早朝、日乃出屋の大下船長に実績のあるイカダに渡してもらい、すぐにエギングをスタート。
ロッドは7ft前後に、シマノ3000番のスピニング、ラインはPEライン0.6号、リーダーフロロカーボンライン2号のベーシックな道具立てだ。エギは様子見でエギ王Q3号のオレンジをセット。
濁りの影響かアタリなし
岸際のブレイクめがけてキャストする。着底を確認したら細かいピッチのシャクリを4~5回入れ、その後のフォール中のラインの動きに集中する。風もなくエギングには絶好の条件。だが、朝一のチャンスタイムのはずだが、アタリはない。
気になるのは雨も降っていないのにしっかり入っている濁り。シケも大雨もなかったので、こんな濁りが入るはずはないのだが…。
その影響か、アタリは全くない。エギを2.5号にサイズダウンし、シャローをなめるようにトレースしていくが、状況は変わらない。
ボトム狙いで本命キャッチ
ここで突然起きた派手な水音。見ると目の前で青物らしきド派手なナブラが出ている。コイツらのせいか!となると狙いはボトムオンリー。エギの移動距離を抑えるため、シャクリを2回までとしボトムべったりを攻めていく。
すると、着底前のラインがピンッと弾かれてシュッと引き込まれた。ところがアワせても思ったほどの重量感はない。スルスルと上がってきたのは、コロッケ級のアオリイカだ。
1kg近い良型を期待していただけにちょっと拍子抜けだったが、まずは1匹を手にして安堵。
コウイカを追釣
続けて表層までシャクり上げてきたエギの後ろに、黒い影を発見。すかさずステイさせると一発でエギを抱え込んだ。だがコレもコロッケ級。う~ん、小さいヤツばかりか…。例年であれば10月後半になれば、そこそこのサイズがそろうはずなのだが…。
その後、ボトムでコウイカ、コロッケ級を追加して昼で終了とした。