大手回転寿司店の10月度売上が軒並み好調 理由を「くら寿司」に取材

大手回転寿司店の10月度売上が軒並み好調 理由を「くら寿司」に取材

大手回転寿司チェーン店が10月度の売上高を発表。コロナ禍で苦戦が続いているかと思いきや、売上は好調なようです。その理由をくら寿司株式会社に取材しました。

(アイキャッチ画像提供:くら寿司株式会社)

TSURINEWS編集部

その他 お役立ち

回転すしチェーン店の売上が好調

大手回転寿司チェーンのくら寿司(くら寿司株式会社)、スシロー(株式会社あきんどスシロー)、かっぱ寿司(カッパ・クリエイト株式会社)3社が2020年10月の月次売上高を発表し、各社既存店の売上高が好調。(ニッポンの数字 ー 数字が描く企業のカタチ!)

特に、くら寿司は年間を通し最高値を記録。その理由を同社に取材してみました。

コロナ感染防止対策の取り組み

顧客目線で気になるのはやはり「新型コロナウイルスの感染症対策」。これがきっちりされていないと、来店ハードルは高くなってしまいます。

くら寿司では、2011年からすでに抗菌寿司カバーをはじめ、座席間のシートや背もたれを高くすることで飛沫を防ぐなど、感染症の防止対策を導入。

それに加え、入店から退店まで客と従業員が対面せずにサービスが提供可能な「非接触店舗化」(無人自動受付機、自身のスマホによる商品注文、食事した金額の合計を自動で算出する「セルフチェック」、従業員と接することなく会計ができる「セルフレジ」)などを、他社に先駆けて感染防止に積極的に取り組んでいるとのこと。

大手回転寿司店の10月度売上が軒並み好調 理由を「くら寿司」に取材スマホで注文可能(提供:くら寿司株式会社)

もともと、顧客の利便性向上と店舗運営の効率化を目的に導入を進めてきた「非接触型サービス」。コロナ禍で、非接触の有効性や顧客のニーズも踏まえ、当初の予定より5年ほど前倒しして、2021年12月末までの「全店導入」を目指しているとのこと。

このような地道かつ革新的な感染防止対策が、顧客の信頼につながっているのかもしれません。

大手回転寿司店の10月度売上が軒並み好調 理由を「くら寿司」に取材セルフレジ(コンタクトレス+タッチレス)(提供:くら寿司株式会社)

※「コンタクトレス」:店員を介さない / 「タッチレス」:機器に触れない

Go To Eatキャンペーン(10月19日~)

さらに、10月19日(月)から全店で導入開始している「Go To Eatキャンペーン」も追い風になっているようです。くら寿司公式アプリから遷移する、オンライン飲食予約サイト「EPARK」の専用ページから来店予約すると、次回以降の予約・来店時に、くら寿司を含め同サイトのGo To Eatキャンペーン加盟店で利用できるEPARK専用Go To Eatポイントを付与するものです。

このキャンペーンの利用につながっている要因は、以下のように考えているとのこと。

1. ポイント付与まで最短30分程度

EPARK社はキャンペーンに参加するにあたり、AIを活用してレシート情報を読み取り、判断するシステムを導入。そのため、顧客が食事後、レシートの画像をアップしてからポイント付与までのプロセスに、原則として人が介在する必要がなく、スピーディーにポイント付与することが可能に。

大手回転寿司店の10月度売上が軒並み好調 理由を「くら寿司」に取材くら寿司公式アプリCPトップ(提供:くら寿司株式会社)

2. オンライン予約システムの高い完成度

同社では、約20年前から、EPARK社と共同でオンライン予約システムの開発に取り組んできたとのこと。顧客目線で見ると、飲食店の予約するとき来店時間を指定して予約したいところ。つまり、「単なる順番だけの予約取り」では、何時に行けばいいのかが不明確で顧客満足が低くなります。

実際、10年ほど前のシステムでは、時間指定で取れる予約が非常に少なく、顧客満足度が低いという課題があったそう。その後、EPARK社と根気よく改良を進めることで、現在はシステム上で100%まで時間指定予約ができるまで、性能を高めるまでになったとのこと。

このシステムのおかげで、「Go To Eatキャンペーン」で多数の顧客来店時にも、大きな混乱なく店舗運営ができているそうです。

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