神奈川県・金沢八景の太田屋から、人生初のジギングタチウオに挑戦。苦戦しながらも、念願の初キャッチまでの模様をレポート!
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・江口拓也)
太田屋で初ジギングタチウオ
2020年10月24日、今回は神奈川県は金沢八景でタチウオジギングに会社の同僚7名と初挑戦。事前に船宿さんに聞いたところ、100~150gのメタルジグを持参して欲しいとのことだったので、当日までに釣具屋で2種類のジグを購入しておいた。
余談だが、タチウオ用のジグを買うのは初めてだったけど、釣具屋の人にあーだこーだ教えてもらいながら選ぶ時間は、遠足の前に300円以内でおやつを選んでいる時に近いワクワク感がある。
お世話になる釣り船宿さんは、釣りバカ日誌の撮影で使用されたことでも有名な太田屋さん。釣りにハマってから、釣りに関わるYouTubeやアニメは見てたけど、釣りバカ観たことなかったなー。帰ったら観てみよっと。
当日の状況
船宿に到着したのは6時半頃だったが、店前にはすでに出船を待つ人が大勢。タチウオだけでなく、タイやアジの乗合船を利用する人も多く集まっていたようだ。ジグ以外のタックルはすべてレンタル。
ロッドやリールはすべて太田屋さんからレンタル。クーラーも持っていっていなかったので、相談してみたら、クーラーも貸していただけた。また、ジグやフックは船宿さんで販売もしているので、万が一持参し忘れてしまっても安心。
私は2つ持参していたものの、念のため&記念のために、ジグと船宿さんオススメのフックを1つずつ購入。東京湾では、ピンクやゴールド系のジグでの釣果実績が高いらしい。
AM7:30頃、いよいよ出船。朝は少し肌寒かったが、日が出てくると気温も上がり長袖1枚でも寒くないほどで気持ちのよい秋晴。
船長からのレクチャー
船長に初心者であることを伝えてあったので、出船前に仕掛けの作り方やタナ取りの仕方、アワせ方などをレクチャーしてくれた。
レクチャーの仕方もめちゃくちゃ丁寧で「底から10mっていったら、大体20回くらい巻けばいいよ」「タチウオは縦泳ぎで食ってくることあるから、アタったと思ったら巻く手を止めずに巻き続けて」と分かりやすかった。
また、基本的にはタダ巻きでいいらしいが、速く巻いてみたり、ゆっくり巻いてみたりと工夫してみるといいらしい。沖に出ると少し波が高くなっていたが、周囲にはタチウオを狙っているであろう、船がたくさんいた。
筆者にはなかなかヒットせず
最初のポイントではヒットすることもなく、アタリを感じることもできなかった。水深50~80mほどのポイントを転々とし、遂に3つ目のポイントでヒット。
しかし、ヒットしたのは私ではなく同僚の竿。60cmくらいの比較的小ぶりなタチウオを釣り上げた。
続いて、もう一人の同僚の竿にもヒット。先ほどよりも少し大きめで80cmほどのタチウオを釣り上げた。同僚だけでなく、乗合している人にもヒットが続いていたので自分も!と期待はしていたが、釣り上げることができず…。
アタリっぽい感触は1回ほどあったが、タチウオ釣りが初挑戦だったこともあり、あれがアタリだったかどうかは定かではない。
釣り開始から約4時間で初ヒット
ポイントを移動しては、アタリを待つ。徐々に慣れてきて、アタリの感覚はなんとなく分かるようになってきたけど、釣り上げるまでには至っていなかった。
が、諦めずに続けていると、「グッ」っと引き込まれる感覚があったのでアワせると、「重い…。これは掛かってる…?」リールを巻く手にも力が入る。
遂に、ギンギラに輝くタチウオを釣り上げることができた。60cmほどの小ぶりではあったものの、めちゃくちゃ感動。出船してから大体4時間くらい経ったころだった。
その後は、船内でポツポツとヒットが続き、私を含めた同僚6人それぞれが1本以上を釣り上げることができた。残念ながら、1人だけ釣れなかった。