記憶に残る釣行は記録にも残そう 『動画』から写真切り出しのススメ

記憶に残る釣行は記録にも残そう 『動画』から写真切り出しのススメ

釣行の思い出をよりいい形で残したいというのは釣り人誰しもが思うことではないでしょうか?今回は、動画から切り取りでよりダイナミックな写真を作る方法を紹介します。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉浦永)

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Haruka_Sugiura

普段はボートからのベイフィッシングゲームがメインで、愛知県の衣浦港・衣浦マリーナから20フィートほどの湾内専用ボートで出船しています。シーバス・クロダイ・ロックフィッシュなど魚種を問わず、シーズナルゲームを楽しみながら、狙える魚は全て狙うスタンス。釣りの以外にも旅行を趣味として、歴史を学ぶのが好きです。

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動画撮影の基本

動画からの切り取りといってもポイントを押さえておかなければいい写真にはなりません。押さえるべきポイントは以下の2つです。

記憶に残る釣行は記録にも残そう 『動画』から写真切り出しのススメポイントを押さえてよりいい写真を(提供:WEBライター・杉浦永)

1. 遠近感の演出

「遠近法」とは視覚的に遠近感を演出する方法のことです。釣果写真で例えると、魚を前に出して人間が後ろに下がることで、写真上で魚を大きく見せる方法のことです。

実際の大きさよりもはるかに大きく見えるので、迫力ある写真が取れるのが利点です。

2. 魚の持ち方

遠近法を使って写真を撮る上で注意しなければならないのが「魚の持ち方」です。魚を持って前に出す際に腕が写り込んでしまうと、魚を前に出していることが写真上から伝わってしまうため、遠近感が最大限まで強調されません。

また、魚を持っている指が大きく写ってしまうと、指の大きさで魚のサイズを比べられるため、こちらも遠近感が最大限まで強調されません。

そのため、腕は魚体で隠すように魚の影にして、指は魚のヒレで隠すなどの、アングラー側の小技・カメラマン側の写真角度の技が必要になってきます。

自撮りする方法

友達と釣りに行ったとしても、動画撮影は基本的に自撮りとなります(動画撮影が趣味で釣りをしない友達なら別ですが……)。ということで次は自撮りの方法を紹介します。

記憶に残る釣行は記録にも残そう 『動画』から写真切り出しのススメ折りたたみ式はコンパクトで便利(提供:WEBライター・杉浦永)

カメラを固定

まずは三脚やセルフカメラ棒などを使用してカメラを固定します。この際に配慮が必要となるのが、カメラアングル(被写体に対するカメラの角度)です。

カメラのアングルが低すぎると自撮り感が出てしまい、逆に高すぎると不自然な感じになります。つまり狙う高さは、魚が一番いい画角に収まる魚の高さを狙います。

背景に配慮

そしてもう一つ考慮しなければならないのが、「背景」。背景でポイントが丸わかりになってしまうと、釣り船業などを営んでいる人には喜ばしくないことにも繋がりますし、ポイントが特定されて人が溢れかえってしまうことも!

なので、なるべく背景は映さない努力をしたほうが、様々な釣り人からの好感度は高いと思います!

アングルと背景が決まれば、あとは自分が動きながら様々な角度から撮るだけです。こうすれば自撮り写真を一枚ずつ撮るより、納得いく写真が撮りやすいと思います。

動画から写真にする方法

私の使っている動画機材は「スマートフォン」や「アクションカメラ」です。撮影した動画を写真にするのは、スマートフォンならカメラフォルダーに入った動画をスクリーンショットで画像に変換させるだけです。

アクションカメラの場合もスクリーンショットは使えますが、アクションカメラ専用の編集アプリで画像に切り出すような作業もできます。

撮った動画を1秒単位で静止画にしながら確認して、自分が気に入った迫力のある箇所だけを写真に変化させれば、簡単に自分の満足いく写真が撮れます。つまり動画で撮れば写真を何百枚、何千枚単位で撮っていることと同様なのです。

次のページで写真切り取りのメリット&デメリットを紹介