30分のハゼ釣りで12匹手中 手返しが重要【和歌山・紀ノ川河口】

30分のハゼ釣りで12匹手中 手返しが重要【和歌山・紀ノ川河口】

ハゼ釣りの装備軽量化を試している筆者。今回は渓流用の「クリール」を改造して竿受けなどを付けた軽量なクーラーでの釣行をレポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・牧野博)

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牧野博

初めて投げ竿を持ったのはもう50年近く前、関東で就職してからクラブに入会し、投げ釣りの面白さに魅了されました。根掛かりの多い砂地の磯場や河口内でわざわざ引き釣りをするという特異な習性があるほか、秋にはヘラ竿を持って汽水域を徘徊することもあるようです。

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堤防釣り 海釣り

当日の工夫と釣果

潮が下げている状況もあるが、夏のように小型が連続して釣れる時期とは釣り方も少しかえてやる必要がありそうだ。

ただし、エサの端だけがかじられることも多いので、竿を上げて仕掛けのチェックとこまめなエサの付けかえは必要である。

12時過ぎにタイムアップ。当日の釣果はハゼが12匹、約半数が13~17㎝の良型だった。

下げ潮時のメリット

ハゼは潮位の高い時の方が足元に寄ってくるので釣りやすいが、このポイントのように潮が下げている時の方が入りやすい場所もある。また、潮が下げている時は底のカケアガリやシモリ、捨て石などのアクセントが非常に分かりやすいのでそれを覚えておくと、次回釣行時のポイントが定まりやすいというメリットもある。

河原は砂泥底で、捨て石などもあるのでフィッシングブーツが必要である。なお、干潮時でも私は川の中に立ち込まない。カケアガリが結構急であるのと、上げ潮の流れが速い時があるためだ。潮位が大きく下げているときは、15~16尺の少し長めで軽量な竿があれば対応できる。

<牧野博/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り場について
紀ノ川河口右岸
所在地:和歌山県和歌山市