今回は秋イカシーズンに突入した相模湾でティップランエギングに初挑戦。連日好調が続いており、初挑戦の方にも釣りやすい時期だ。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・古谷健太)
ティップの動き捉え2連発
さて、ここまで良型を含む3杯をゲットし、とりあえず家族のおかずは確保したが、いまだに「ティップラン」を経験していない。イカパンチ、やみくもアワセ、フォール中のアタックといずれも「釣った」ではなく、「釣れた」であった。
そんな中、アタリをよく出している方々を観察したところ、一つの共通点を見つけた。それはエギのカラーである。よく当たっている人はパープル系のエギを使っているのが確認できたので、私も手持ちにあった唯一のパープル系のエギに切りかえた。
その1投目、シャクリを入れてステイ中にサオ先が「クンっ」と明確に入った。考える間もなく瞬間的にアワセを入れ、これが「ティップラン」かと感動に浸った。無事上がってきた4杯目のイカは300g程度のサイズ。しかしやっとアタリを取ってしっかりアワせた釣果であり、気持ちは高揚していた。
そして続く2投目、シャクリを入れてステイ中、エギの重みを乗せていたサオ先のテンションが「フッ」と抜けた。またも瞬間的にアワセを入れ、上がってきたのは先ほどと同等のサイズ。まさかの連発、しかもしっかりとした「ティップラン」を体験して、この日はフィニッシュとなった。
今後の展望
初挑戦の私であるが、「釣れた3杯」と「釣った2杯」の合計5杯。満足感もあるが、せっかく感覚つかみかけたところでの終了だったので多少の悔しさは残ってしまった。サオ頭の方は12杯、次頭も11杯と船中釣果は合計61杯でボウズなしであった。
秋イカシーズンは初挑戦の方にもおすすめの時期であるし、今後はサイズもどんどんよくなっていくとのことなので、始めやすい今のうちに練習を積んで、いつか大イカを仕留めるのもいいだろう。
<古谷健太/TSURINEWS・WEBライター>