10月7日、落ちギス釣りの穴場的釣り場である兵庫「江井ヶ島漁港」でキス釣りを楽しんだ。約3時間で良型ばかりを10匹仕留めた模様をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・松尾幸浩)
江井ヶ島漁港で良型22匹の釣果
私のホームグランドである東播エリア(明石市~加古川周辺)には落ちギスの好釣り場が2箇所ある。1つは今シーズン絶好調の超人気釣り場である「播磨新島赤灯台波止」。もう一つが、昨年秋に良型キスが大爆釣した「江井ヶ島漁港」だ。
今シーズンは少し乗っ込みが遅れており、9月下旬ごろまではサッパリだったが、地元の方に教えて頂いた10月1日に江井ヶ島漁港の港内を丹念に探ると、上手くキスの群れをとらえて良型が22匹もヒットした。
絶好調の播磨新島赤灯台波止の釣り場は釣り人が多く、釣り座を押さえるだけでも大変なので、10月7日もまだ釣り人も少なくてのんびりと釣れる、穴場的釣り場「江井ヶ島漁港」を訪れた。
当日の釣り座とタックル
現地に到着したのは午後2時。最初は前回よかった真ん中の小波止を選んだが、南側の対岸に1人キャスターがおり、その方と仕掛けが交差しそうなので、今回は東側の船を下ろすレール前でタックルをセット。
ここはポイントも近く、水深が浅いのでアタリも明確に出る。久しぶりにルアーロッドを使用し、リールもグランドサーフ25の超軽量コンビでキス釣りを楽しむことにした。キスバリ8号の2本バリにイシゴカイを刺し、浅くて敏感なキスを驚かさないようにオモリもアームシンカーR10を使った。
レール際で24.5cmの大ギス
早速、航路筋へキャストし、スローで引くとすぐにコンコンとアタリがあり、嫌なチャリコがダブルで掛かってきた。次はもう少し手前からレール際を探ると、ブルン、ブルルンと本命からのアタリがあり、20cmのキスがヒット。ロッドが軽くて細いのでキスの抵抗が手に取るように明確に伝わる。投げザオとは違って最高に面白い。
それから、何本もあるレール際を探って行くと、アタリも連続であり、キスとハゼが次々にヒット。潮が高くなった4時過ぎには、コンコン、ギューンとサオ先をひったくる強烈な大アタリが!
これはデカイよーと慎重にリーリングすると、クンクンと大物特有の締め込みがあり、わくわくしながら抜き上げたのは24.5cmもある大ギスで思わずニッコリ。
ここは昨年のシーズンには28cmや29cmのジャンボ級がヒットしており、こんな港内の浅い所にも落ちギスの大物が入ってくるのには驚かされる。江井ヶ島漁港はポテンシャルが高い好釣り場だ。