ハイプレッシャーフィールドのバス攻略法:淀川『城北ワンド』編

ハイプレッシャーフィールドのバス攻略法:淀川『城北ワンド』編

ハイプレッシャーフィールドでも有名な「淀川・城北ワンド」。スレた魚にいかにしてアプローチするか、その攻略法を解説したい。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・斉藤永遠)

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斉藤永遠

大阪市在住、バスフィッシングから海外の釣りまで紐解いてます。ゲームフィッシュを地形学や魚類学に則り理論的に釣りたい。日々試行回数を高めてフィールドに足を運んでいます。

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ルアー&フライ ブラックバス

メジャーフィールドでのバス釣り

雑誌などで目にするバス釣りのメジャーフィールドは、基本的にアクセスがよく、整備されていることも多いため、バス釣り初心者でもエントリーしやすい。しかし、「とてもシビアで釣れない」「バスが見えたけれど釣れなかった」ということも多いだろう。

例えば大阪・淀川の「城北ワンド」は、バスアングラーも多く、魚が沢山のルアーを見ているため、口を使わせるのは大変難しい。春(2月後半の大潮から7月の前半)になるタイミングではよく釣れているが、その他のシーズンはお世辞にも簡単とは言えない。

このようなハイプレッシャーのフィールドを攻略するには、魚が捕食行動を積極的に起こすエリアを考察する必要がある。

ハイプレッシャーフィールドのバス攻略法:淀川『城北ワンド』編8月後半に仕留めたバス(提供:WEBライター・斉藤永遠)

バスの捕食行動エリア

では次に、実際にブラックバスが捕食行動を起こすエリアについて解説していく。

ワンドの入り口

1つ目がワンドの入り口。本流の沖(ディープ等)から入ってきたルアーをあまり見ていないバスが、一発目にエサを追いやすい場所を狙ってキャストする。

城北ワンドを例に考えると個体数も多いとは言えないが、ハニースポットであれば、1投して30分~1時間くらいポイントを休ませるのも有効だ。

また、ポケットになっているような場所はエサを追い込みやすく狙い目である。

ハイプレッシャーフィールドのバス攻略法:淀川『城北ワンド』編ワンドの入り口(提供:WEBライター・斉藤永遠)

ストラクチャー

2つ目に挙げたいのが「ストラクチャー」だ。本流側の沖を回遊している魚のサスペンドポイントとなる。ボトム付近や中層ラインをしっかりと狙ってほしい。また、根掛かりも多いので注意だ。

ハイプレッシャーフィールドのバス攻略法:淀川『城北ワンド』編ストラクチャー(提供:WEBライター・斉藤永遠)

ワンドの中の変化

広いワンドの中にもブレイクや岬になっている場所は、バスが付く可能性も高い。例えばリップラップやブレイクになっているポイントを狙ってみよう。

ハイプレッシャーフィールドのバス攻略法:淀川『城北ワンド』編ワンドの中の変化(提供:WEBライター・斉藤永遠)

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