8月8日、愛知・知多半島へキス釣りに行ってきました。岩礁帯の間の砂地をピンポイントに狙い、本命40尾以上を釣ることができた釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・岡部金太郎)
愛知・知多でキスのちょい投げ釣り
8月8日、愛知県知多半島の山海エリアにキス釣りに行ってきました。
3時間で40匹オーバー
場所取りのため、日が昇る前の朝4時頃に現場に到着。準備をして辺りが明るくなり始めた5時から釣り開始です。3時間ほど経過した8時頃にエサ切れ。日が昇るにつれ、アタリもパッタリ途切れ終了。釣果は40匹以上で大漁に終わりました!
キスのサイズ
キスのサイズは15~20cm超えでした。知多では大型は望めませんので、20cm超えは、なかなかの良型です。暗いうちがアタリは少ないものの、良型がつれる印象です。
釣行後、SNSで愛知県でのキス釣り状況を調べてみると、皆さん渋かったみたいですね。今回のレポートがヒントとなれば幸いです。
タックル紹介
今回のキス釣りに使用したタックルを紹介します。
ロッド
ロッドはMAXで42gまで投げることができる10ftのシーバスロッドを使用。
ライン
PEライン1号にリーダーとしてフロロカーボンライン3号をFGノットで結束しました。
ハリ
使用した仕掛けは、早掛けキス超ショート2本バリ7号です。号数は色々と試しましたが、このエリアでは7号前後がハリ掛かりも良く、飲み込まれることも少なくてちょうど良いです。ショート2本針を選定した理由は後述します。
オモリ
オモリはジェット天秤10号(38g)です。ロッドに合わせて選定しました。キス釣りといえば遠投ですが、必ずしも飛ばす必要はありません。今回の場合は、足元から5~10mほど先でキスの釣果を得ることができました。
エサ
使用したエサは、イシゴカイです。フィッシング遊にエサ箱を持参すると、エコ活動の一環として10%増量してくれました。
その他
竿立てがあるとエサを付けかえるときに、立て掛けておけるので便利。タオルは必需品です。
意外と「磯」は狙い目?
キス釣りといえば、ファミリーフィッシングの代表格。夏からの秋のレジャーで、キス釣りポイントの検索をされる方も多いのではないでしょうか。
昨年、私も親戚の子供と一緒に防波堤や海水浴場など色々と移動しました。しかし、ポツリポツリと釣れるのですが、思ったように数が釣れません。
移動を繰り返していると、意外なことに「地磯」で入れ食いポイントが見つかったのです。今年も同じポイントでの釣りをしてみましたが、同じようにアタリを得ることができました。
根掛かり覚悟でピンポイントを狙う
知多半島の太平洋側のほとんどは、磯場が続きます。また、中洲漁港から冨具崎港までは地磯とサーフの混合地帯となります。キス釣りは砂地をズル引きして狙う釣法ですから、ボトムが岩礁帯だと根掛かりのリスクも増えます。
今回は、根掛かり覚悟で岩礁帯の間の砂地(いわゆるスリット)を狙います。砂地の魚といえども、やはり何らかのストラクチャー周りが安心するのでしょう。広いサーフに投げるより、効率的に釣れるのが私の結論。
あえてシーバスロッドに短めの仕掛けで挑んだのは、ピンポイントを狙えるという理由があります。ロッドも仕掛けも専用のキスタックルに比べると短いので、取り回しも楽でテンポ良く攻められます。
陸からは見えないけれど、航空写真を活用して岩礁帯のスリットをイメージするのも有効かもしれません。