トップゲームで50cm級クロダイ シャローエリアでヒット【愛知・櫛田川】

トップゲームで50cm級クロダイ シャローエリアでヒット【愛知・櫛田川】

海面が爆発したかのような大迫力のヒットシーンが魅力のクロダイトップゲーム。そんな豪快な出会いを求め、三重県松阪市を流れる一級河川櫛田川河口へ車を走らせた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

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ソルトルアー ショア

櫛田川河口でトップゲーム

8月7日の夕方、三重県松阪市の櫛田川河口で釣りを開始。クロダイのトップゲームでは、主にルアーは「ポッパー」と呼ばれる、前面がおわん型にへこんだ形状のアイテムを使用する。

トップゲームで50cm級クロダイ シャローエリアでヒット【愛知・櫛田川】タックル図(作図:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

アクションの基本は、連続的にサオ先をチョンチョンと動かし、ポコッポコッとポップ音で広範囲にアピールし、魚を誘い出す。

また、やや強めにルアーを引っ張ることで、ルアーがジョボジョボッと海面をかくはんし、水しぶきを飛ばすスプラッシュアクションなどの変化を与え、海面を逃げ惑う小魚を演出することも有効だ。

クロダイ38cm登場

すると、開始から5分。ルアーの後ろに川の流れとは明らかに違う波紋が浮かび上がった。これはクロダイがルアーをロックオンし、いつアタックしようか追尾している状況だ。この「後ろにいるぞ!」というドキドキ感がたまらない。

すると、ボシュッとルアーを吸い込むバキューム音から、バシャンッと銀ピカの魚体が海面へと飛び出した。ロッドは強く締め込まれ、ゴンゴンとサオ先をたたきながらの横走りが始まった。

トップゲームで50cm級クロダイ シャローエリアでヒット【愛知・櫛田川】開始早々に38cmクロダイゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

キャッチしたのは、38cmのクロダイ。アクション後にしっかりとルアーを止め、クロダイにアタックさせる間を作ったことが良かったようだ。いきなりの本命キャッチに好釣果を期待する状況であった。

釣友にも48cm

すると、この後、ドラマは待っていた。「キタ~」と横でキャストを続ける釣友が雄叫びを上げる。大きく曲がるロッド。ジィージィーッとドラグは逆回転し、川の流れも作用してなかなか寄せてくることができない。大物を確信。リールのドラグの力を利用し、しっかりクロダイを走らせ体力を使わせてから、一気に寄せに入って勝負あり。

キャッチしたのは、体高のある48cmのクロダイ。釣友はクロダイトップゲームで初キャッチとなるメモリアルフィッシュとなった。

トップゲームで50cm級クロダイ シャローエリアでヒット【愛知・櫛田川】48cmのクロダイ(提供:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

この日は仲良く1匹ずつの釣果で納竿。良型もキャッチでき満足の釣行となった。今後も各地で楽しめ、川の河口など水深1m程度のシャロー(浅瀬)が狙いめとなる。夏の海面爆裂を楽しんでみてはいかがだろう。

<週刊つりニュース中部版 APC・橋本広基/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
櫛田川河口
この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年8月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。