船長が魚の集まっている所に連れて行ってくれるので、初心者でも釣果を得やすい「船釣り」。小人数や家族釣行で利用しやすい乗合船の利用方法、出船までの流れを紹介しよう。
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受付
船宿また港に到着したら、まずは受け付け。釣り座を先に確保する場合もある。船宿指定の集合時間は、その時間までに受け付けを済ませてほしい時間になる。乗船料やレンタル料の支払いはこのとき、または後払い。クレジットカードを使える船宿は少ないので、現金を用意しておく。
荷物を場所取りに使ったり、車のキーを預ける場合もあるので、貴重品の管理には気を付けよう。道具をレンタルする場合はお願いする。
釣り座の決め方
船での座席は、先着順で札を取る、船に直接荷物を置いて取る、抽選、ジャンケンで決める、船長から指示されるなど船宿によって違う。
慣れないうちは操舵室横の胴の間に入ると、船長や仲乗りからの指示を受けやすく、釣りを覚えるにはいい。また揺れも少ない釣り座なので、早く行くか、可能ならば予約の際に確保しよう。
船酔い対策
初めての船釣りで気をつけなくてはいけないのが船酔い。せっかく遊びに来たのに、船酔いして気持ち悪くなってしまってはもったいない。車や電車で問題なくても、波長が複雑な船の揺れには弱い、という人もいる。前日は十分な睡眠時間を確保して体を休めておこう。
また、酔い止めの薬を1時間前に飲むなど自分に合った船酔い対策を見つけ、いい思い出の釣行にしよう。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>