オンラインゴミ拾いが話題となっ、海洋プラスチックゴミ問題に取り組む学生団体「PureSeaWater(PSW)」。具体的な活動について、メンバーの八鍬さんに取材を行った。
(アイキャッチ画像提供:PSW八鍬亨規)
釣り人だからこそゴミを意識してほしい
PSWを運営している中心メンバーは全員釣りの経験者です。その中でも8割のメンバーは好んで釣りをします。みんなで釣る匹数や大きさの目標を定めて、一緒に東京都の海や川に釣りに行ったりします。この活動の目的は、自然をより身近に強く感じることです。
私たちは環境を良くしようと考えていますが、その原動力となるのは、釣りのように自然をダイレクトに感じることができる原体験だと思っています。
だからこそ、自分たちも含め、釣り人は釣り場の後片付けはもちろん、他の釣り人が置いていったゴミも回収する習慣が根付いてほしいです。私たちが釣りに行ったときに、水中に捨てられた釣り具が引っ掛かって陸に上げたことがありますが、その釣り具も回収して持って帰りました。
学生の強みを生かして
学生には「時間がある」「物事へ柔軟に対応できる」といった強みがあると思います。学生から新たな意見を出して、プロジェクトをどんどん進めていくべきだと考えています。
海洋プラスチック問題は今注目されているので、社会全体としても需要があると考えています。私たち学生が「0➝1」の動きを起こすことで、大きな成果を生み出していきたいです。
取材協力:Pure Sea Water(PSW)
<小菊・TSURINEWS編集部>