そろそろ日中の日差しは夏のそれに近づいてきました。こんな時期に効果的なのが、ウェットフライです。今回は、入門者にお勧めの最も簡単なウェットフライと、小魚に似せたウエットフライの作り方を解説します。河川や管理釣り場で超大物が目に入った際にぜひ使ってみてください。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・森宮清釣)
小魚風ウェットフライ
もうひとつの小魚風ウエットフライは、オモリを多めに使って水の底を泳がす感じでトラウトを誘うフライです。表層近くを狙う場合は速めのリトリーブで。
材量
・マラブー:オリーブなど、明るめの濃いグリーン
・ダビングフロス:薄いオリーブ
・糸錘:レッドワイヤNo.3
・フック:No.6
・ピーコックハール
・スレッド:#8
手順
・オモリは多めに巻きます。
・スレッドでオモリが動かないように雑に巻いておきます。
・スレッドに指先でダビング材をより付けます。
・より付けたダビング材を先端まで巻き付けますが、後でニードルを使ってダビング材を引き出すため粗っぽく巻いておきましょう。
・任意のマラブーを10本くらい巻き付けてスレッドで止めます。
・スレッドで止めた部分から3~5mmの位置に色の濃いマラブーを取り付けます。
・ピーコックハールをヘッドにするため、2本止めて巻いていきます。切れてほつれないように、スレッドを巻き付けながら巻いて下さい。
・巻いたダビング材をニードル又は針で丁寧に引き出してください。
・完成。水に濡らすと長くなりますが、太さがほしい時はマラブーを15本くらいにして、濃い目のマラブー取り付けの間隔も2~3mm広げるといいでしょう。
長くてもマラブーは柔らかいのでフッキングにはあまり影響しませんが、季節によっては、はみ出した先端部分だけ突く時もあります。
<森宮清釣/TSURINEWS・WEBライター>