私はサーフからジグなどのルアーを使って青物を狙う事が多い。釣りのスタイルにはあまり拘らず、その場で釣れるサカナを釣って海を楽しむ派のため、多くのサーフアングラーとは持ち込んでいる釣り具が異なっていると思う。そんな筆者のタックルボックスを紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・永井航)
小物、サビキは背中に
背中のポケットには小物類を収納する。魚を締めるためのナイフや小物ケース、予備のリーダー、弓角用のテンビン、サビキ用のオモリなどだ。前述したが、釣ってナンボという考えのため、サビキなども入れている。
カマスサビキはカマスの数釣りの他にもソーダガツオ、サバなどがヒットする。私の地方では秋口にカマスサビキを使う事が多い。同時にソーダガツオやサバが何匹もヒットするとかなり面白いのでオススメだ。
また、アジや中サバ、イワシなどがいる時には、ハゲ皮のサビキなども使用する。青物の回遊がない時の晩御飯釣りにもってこいだ。場所によっては尺アジなども期待できる。
サビキの注意点は遠投するためのオモリ(ジグ)に耐えられる強さの幹糸を使っているかを確認したい。余程重い物を使わないのなら、5号以上の幹糸があれば大丈夫だろう。
フィッシュグリップなど
フィッシュグリップやプライヤーはサイドの収納ポケットに収めているが、両者とも安価な物しか使わない。フィッシュグリップは高価な方が小型軽量だったり、スタイリッシュなのかもしれないが、フィッシュグリップで魚を釣るわけではないので壊れなければ安いもので十分だと考えている。もちろん破壊するような魚を釣るなら話は別だろう。プライヤーも同様だ。長い方が便利かな?と思う程度だ。
道具でなく釣行にお金をかける
道具の種類こそ多いかもしれないが、多くの個数を持ち込む訳ではないため、そこまで整理には気を使っていない。
私はついこの間まで学生だったため、お金の使える範囲が制限されていたのもあるが、魚を釣るのに直接関係のないルアーケースやフィッシュグリップなどにはなるべくお金を掛けないようにしている。道具にはできるだけお金をかけずに、釣行にお金をかけるのが私のスタイルなのかもしれない。
<永井航/TSURINEWS・WEBライター>