木曽川でのシーバスルアーフィッシング攻略編をお届け。釣果を得るための6つの最重要項目を解説しよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦)
5.水の色
大河川では上流で雨が降れば、河口まで一気に濁ってしまう。雨が降ってしまうと、河口域の濃い塩分濃度が水に近い状態までに下がる。そのため雨後の河川にはニゴイが多くなるのだ。
私の好きな水の色はクリア。魚にしっかりとルアーを見せられるし、ルアーがボトムを引きずった際に濁りが立ち、その濁りをハッキリと魚に気づかせられる。この濁りが甲殻類のカニ、テナガエビがいるとシーバスに思わせる。
6.時間帯
私は下げ潮の時間帯を狙って釣行する。過去、上げ潮時の釣行では全く釣れない日が続いた。理由は満潮時シーバスは深場を回遊しており、岸際まで寄ってこないため。しかし、下げ潮に変わった時から、全く釣れなかったのがウソのように釣れ始めるのだ。
ベイトは流れが速いときは緩やかな場所にいることが多く、特に岸際やワンド、アシがある場所にいる。だんだん水位が下がると、岸際などに寄っていた小魚は下流へ流されていく。ここを狙って深場にいるシーバスは岸際に寄ってくるのだ。
私は以上6つの要素を頭に入れてフィールドへ向かっている。次回はルアーの選択や水質によるカラーの選択、具体的な釣り方など実戦について説明したい。
<週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦/TSURINEWS編>
木曽川河口