「シロギスが好調だ」と聞いたので1月11日(土)、東京湾金沢八景(瀬戸橋)の荒川屋から妻と釣行。当日は、入れアタリでシロギスを満喫し、2人で58尾と満足な釣果を得られました。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 小谷友樹)
荒川屋で船シロギス
電車移動のため午後船を利用。船宿には11時半、到着。席は受け付け時に空いている場所から決められる。左舷トモ2~3番を確保して、船に乗り込む。スタッフに番号札を渡すと座る場所に青色のジェルクッションが置かれて、エサの青イソメが配られる。お尻が痛くならない心遣いが嬉しい。
12時30分に出船。「40分くらい走ります。準備ができた方からキャビンへ」のアナウンスを受けて皆が船内に入る。快晴ベタナギのなかポイントへ向けて疾走。13時すぎ、遠目にアクアラインが見える場所でスローダウン。「水深22m。エサのタラシは3~4cmでやってみてください」でスタート。
胴突きのゼロテンションでアプローチ
二人ともハリ7号の船宿特製仕掛けにオモリ15号を使う。妻はスピニングタックルで、天ビン2本バリ仕掛けを軽くキャストして探っている。私は船下を胴突き1本バリで攻める。
投入すると、ミチイトは真っすぐスルスル下りていく。オモリが着底したらイトフケを取り、ゼロテンションで7秒待ってから頭上までゆっくりと聞き上げ、アタリがなければ同じようなスピードで戻していく。この日は、ポーズ後の動かし始めで食ってくることが多かった。
船中入れアタリ
すぐに妻の竿が弧を描く。上がってきたのは22.5cmの良型。早々にオデコ回避して安堵の表情。私は2回目の誘いでブルブルというアタリ。聞き上げるとがっちり掛かった感触。浮上したのは20cm超えでニンマリ。周りを見ると、ほとんどの人が入れアタリ状態だ。置き竿にしていても魚信がでるので忙しい。
トラフグ登場も・・
30分くらいでツ抜け。このあたりからイトヒキハゼ地獄に突入。本命が食う前にヒットしてしまい、途端に手返しが悪くなる。「しばらくアタリがないな」と仕掛けを回収すれば、ほぼ必ずこの魚が掛かっている。船中誰かしらの竿は曲がっているものの皆、苦戦しているようだ。
飽きない程度に続いていたアタリが途絶えた15時半すぎに潮回り。ここで天ビン仕掛けに変更してみると、まさかのトラフグがヒット。残念ながらフグを捌ける免許を持った友人に心当たりがなかったので優しくリリース。せっかくなので食べたかった…。