9月3日(火)、千葉県富里市にある富里乃堰に釣行しました。人生2回目のヘラ釣りは、前回同様に小山圭造先生をお迎えしての挑戦。今回は前回の復習しながら、新たにエサの調整の仕方などを教えてもらいました。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース 東京・安藤麻貴)
人生2回目のヘラブナ釣り
千葉県富里市にある富里乃堰には、8時に到着。当日は午後から雨予報とあって、桟橋は比較的空いていました。西桟橋の釣り座69番に入りました。
板オモリの準備
まずは2カ月前の記憶をたよりに、道具の準備にとりかかります。なかでもウキのオモリ調整はとても重要なので慎重に板オモリをカットしていると「慎重過ぎてそんなんじゃ、一生準備が終わらないよ(笑)」と小山先生。
オモリは出来るだけ径を小さくギュッと糸に巻きつけ、水の抵抗を減らすのがポイント。板オモリの端部分をハサミを使って少し曲げて、きっかけを作ってあげると糸に巻きつけやすいそう。
オモリとウキの調整
また、ウキを収納する際にそれぞれに合った適切なオモリをウキに付けておくと次回の準備がスムーズだとアドバイスをもらいました。
釣りをしているうちにウキが水にナジんでくると、トップが沈むので、その時は再度オモリを調整するようにとのこと。水中の様子をウキの動きだけで判断するヘラ釣り、オモリやウキの調整はとても重要ですね。
エサの配合
エサは、カルネバ、凄麩、バラケマッハを山盛り各100ccを軽く混ぜ合わせて水100ccを入れて手早く30回混ぜ合わせて5分放置で完成。
今回の3つの目標
その内に、ウキが水にナジんだので、再度オモリを調整し、10尺竿を継ぎ、両ダンゴの宙釣り。今回は大きめのウキを使用。人が少なくて魚影が濃い釣り場は、大きめのウキのほうが安定するそう。
今回の目標は3つ。(1)20枚釣ること、(2)エサに慣れて手返しをよくすること、そして(3)アワセの精度を上げること。
開始早々幸先のいいスタート
開始早々、さっそく1枚目をゲット。幸先いいスタートです。でもタマ網を右側に置いてしまっていたので、取り込む際に苦戦してしまいました。
同じ場所に座り続けるヘラ釣りは、自分のやりやすい位置に道具を配置することが重要だなと思いました。
握力がない私はヘラが掛かった時に、竿を立てて寄せるのに前回とても苦戦しました。なので、この2カ月間、握力グリップでにぎにぎトレーニングをして備えてきました。そのおかげもあってか、前回より少しは様になったような気が。
午前中は19枚ゲットして記録更新
ウキの動きやアワせの感覚を徐々に取り戻しながらひたすら打ち続け、途中ダブルもあり、午前中2時間で19枚をゲット。前回の16枚を更新して目標間近。
11時にお弁当タイム。入場前に事務所で注文しておくとお弁当を届けてくれます。温かいご飯を食べられるのは嬉しいですね。
午後はエサの持ちに工夫
12時過ぎに再開。午後は食いが渋くなるようで、朝のようには釣れません。
エサの持ちが悪くなってきたので、小山先生が配合したGD入りのエサにチェンジ。
するとエサを変えた途端にすぐヒット。だけどまた食いが落ちてきたので元のエサに戻しました。
反応はあるものの、またエサ持ちが悪くなってきたので、今度はカルネバをひとつまみ振りかけ、軽く混ぜると持ちが回復。
エサの硬さや大きさにも工夫を
その後カラツンが続き、なかなかヒットさせることができません。小さなアタリはあるのでエサには反応しているようですが、アワせのタイミングが読み辛く苦戦。
そこで先生が「反応があった直後はいつもよりエサを小さめにしてコロコロ丸める回数を増やしてネバリ気を出すといい」とアドバイス。
さっそく実践すると、すぐに分かりやすい大きなアタリがでました。エサの硬さや大きさを自分なりに工夫してみると、午後の渋い時間帯でも少しずつ釣れるようになってきました。
魚の活性やアタリの具合によって、エサの配合や硬さを変えてみたり自分なりに色々試すことができるのがヘラ釣りの面白いところですね。
当日の最終釣果は
13時に雨がパラつき始めましたけど、そのまま続行。予報では14時から雨とのことでしたが本降りになることなく15時まで続けました。
14時から活性が上がったのかイレパクになり計35枚で目標を大幅に更新して納竿しました。
小山先生からいただいた的確なアドバイスのおかげでとても楽しく大満足な釣行になりました。
次は40枚超えを目指して頑張ります!
今回訪れた富里乃堰さんはツイッターやインスタグラムを開設してSNSにも力を入れているそうなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
<週刊へらニュース 東京・安藤麻貴/TSURINEWS編>
富里乃堰
場所:富里市根木名