ここ最近は仕事やらなんやらでまったく釣りにいけない日々が続いていました。釣りの神様からも見放されていたようでしたが、ようやく大好きな淡水小物釣りに行けたのでレポートします。
(アイキャッチ画像提供:webライター・菅野裕基)
不運の連続
ちょっと愚痴らせて下さい。最近のツイてなさと言ったらひどいんです。運良く釣りにいける日があって、自宅を出るときは晴れていたのにポイント着くと大雨に。
でも、これは誰しも経験することです。お次のがヒドイです。へら鮒釣りの準備中に竿かけが手から滑り落ちポチャンとしてしまい1投もせずに帰宅しました。はい、自業自得ですね。では、ようやくまともな釣りとなった釣行記をお届けします!
釣り公園で淡水小物釣り
この日は午後には雨が止む予報のため、数時間程度の淡水小物狙いで出掛けました。場所は宮城県遠田郡涌谷町の釣り公園です。到着すると水面には魚があちこちで跳ねていたりと雰囲気はバツグン。これはようやく釣りの神様が微笑み始めたか?
エサ毎に釣れ方を検証
どうせ活性が高いならと、エサを3種類用意して、どれが一番釣れるか実験してみることにしました。方法は簡単。同じ仕掛けでエサをローテーションするだけ。
グルテンエサ
まずは通称あやめ桟橋からグルテンを使用したへら鮒釣りのスタイルでチャレンジしてみますが、ジャミアタリもなし。少しだけポイントを移動することに。
アースワーム
餌をグルテンからガルプのアースワームにチェンジし投入します。移動したポイントの上は全体的に木々が覆っています。
枝から水中に虫が落ちたイメージを持って投入すると、玉ウキが激しく動きました!すかさず合わせてみると青く丸い姿が…ブルーギルです。外来魚として有名になりましたが延べ竿でやり取りするには面白いターゲットになります。
そのあとも2、3匹立て続けに釣れ続け仕掛けが高切れしてしまい手持ちのが無いため応急的に7尺用を自作しエサはグルテンにして投入しますがガルプほどのあたりはなくマキエにしてやるとギルよりも50cmオーバーの鯉が寄り「あれがきたら竿は間違いなく大破する」とヒヤヒヤする場面も。
サンドワーム
どういう訳かグルテンにはなんの動きもなく3つめのエサ、ガルプーのサンドワーム中に変えると先ほどよりは釣れますが、しばらくするとピタリと止まります。
これはしばらく場所を床休め的に離れるか、とまた移動し違う箇所に投入してもまったく釣れません。やはり魚はあの木の覆い被さる下に集まっているようです。ここまで1時間ほどやりツ抜けまであと少し。
アースワーム圧勝
再び最初のポイントでガルプのワームに戻しやるとすぐにアタリ。臭いと形状からガルプワームが合っていたのかとにかく入れ食い状態になりました。サイズは小さいのが10cmで最大は20cmほど。結局2時間楽しんで12匹ほど釣れたのでツ抜け釣行となりました。
小物狙いで出掛けましたが本命はマブナとクチボソだったはずが、思わずブルーギルに心を奪われ時間を忘れてしまいました。次回はマブナに出会いたいところです。
涌谷町釣り公園
<菅野裕基/TSURINEWS・WEBライター>