クロダイ狙い『前打ち』釣りで50.5cm年無し 40cm後半が好釣

クロダイ狙い『前打ち』釣りで50.5cm年無し 40cm後半が好釣

釣友からのクロダイ釣果情報もあり、6月16日に金沢へクロダイ狙いの釣行へ出かけた。今年は6月上旬から良型の知らせがあるが、果たして結果は?

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・金沢茅渟無双・椿下利春)

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金沢エリアのクロダイ釣況

6月14日、15日、愛知県から金沢入りした釣友の加藤さんから短時間で10匹のクロダイ釣果があったと報告があった。

金沢港・大野川河口では、5月下旬から産卵後の回復待ちクロダイがぽつぽつ釣れだしている。スマートになって汽水域に上がってきたクロダイを狙いに、私も6月16日に釣行。

金沢港は例年7月から本調子となり大型が釣れだすが、今年は6月上旬から良型が数多く釣れだしていた。

金沢港でクロダイ前打ち釣り

午前8時、ポイントに到着。天気予報通り爆風大雨。当日は大阪から来た釣りガールの植園さんも合流した。前日から降る雨で濁りがあると思いきや、低気圧の影響で高潮注意報が出ていることと大潮が重なり、水位が高く濁りなし。

河口域で大雨の場合、水潮ならアタリが一気になくなるが、この条件ならクロダイがいる予感がした。

クロダイ狙い『前打ち』釣りで50.5cm年無し 40cm後半が好釣タックル図(提供:APC・金沢茅渟無双・椿下利春)

早々に年無しヒット

3人で雨具を着用して釣り開始。西風が強く、下流側は正面からの風でリーダーが舞ってうまくエサのカニを落とせないので、上流側を攻めることにした。

しばらく探って45cm前後を3匹釣り上げ、その後に今年初の年無し50.5cmを釣り上げた。

やはり産卵後のクロダイで、ガリガリ君だった。

雨天の中本命と対面

1時間ほどが経過、西風はますます強くなり、時折ゲリラ的に降る雨に心が折れそうになったが、植園さんを見ると休憩も取らずに頑張っている。さすが釣りバカガール(笑)。一生懸命な姿に感心させられた。

しばらく沈黙が続くなか、その植園さんのサオが曲がった。加藤さんがタモを入れ、体高のある49.5cmのクロダイを見事に釣り上げた。

クロダイ狙い『前打ち』釣りで50.5cm年無し 40cm後半が好釣雨の中、見事大物をキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・金沢茅渟無双・椿下利春)

ポイント移動で47cm追加

午前11時、2人は昼食を取りに行くが、私はカロリーメイトを食べながら続けて40cm弱を追加。ガン玉を3Bに替え、下流側で40cm前後を2匹追加した。その後アタリはなくなり、アウェイの2人は帰路についた。

下げ潮に入ると川の流れが強くなり、カフェオレの濁り状態に。水潮になってしまった。この状況では厳しいと判断し、少し離れた流れの緩い超前ポイントに移動した。

同じクラブのシノブが今年開拓したばかりの年無しの実績のある激浅ポイントで47cmを追加。やはりここにいた。体が冷えてきたため納竿した。

7月7日には『第7回金沢市長杯争奪黒鯛釣り大会』が開催される。前年優勝は釣りガールの植園さん。連覇を狙うため、来週も下見釣行に来るかな?やはりここは鉄板ポイントになりそうだ。

<週刊つりニュース版 APC・金沢茅渟無双・椿下利春/TSURINEWS編>

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金沢港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2019年7月5日号に掲載された記事を再編集したものになります。