春になり、暖かくなれば必然と釣り欲もふつふつと湧いてくる。そんな時おすすめなのが、お手軽に楽しめるアジングだ。今回、山口県のアルカポート岸壁周辺でアジングを楽しんできた。
眠れない夜はアジング
春となり、釣りがしたくて眠れない夜はないだろうか?そんな夜、よくアジングに出かける。
アジングは持ち物が少なく済むし、移動しながら釣りをするため、日ごろの運動不足解消にもつながる。また、ゲーム性が高く、釣りとしての面白さも備わっている。
当日のフィールドとタックル
3月8日、大潮。山口県下関市のアルカポート岸壁周辺をランガン釣行した。
唐戸市場~アルカポート~海峡交番前船留までは、足場が整備されていて、夜間は常夜灯もあるので安全に釣りが楽しめる。また、近くには公衆トイレやコインパーキングもあるので利便性は高い。
タックルはアジングロッドにナイロン1号を巻いた小型スピニングリールを装備。これにジグヘッドとワームを付ける。
外灯周りでファーストヒット
午前0時、海況交番付近からスタート。
この一帯は関門海峡に面しており、その潮流の影響を大きく受ける。基本的に潮が緩い時は海峡側、潮が速い時は港内を狙うとよい。アジは潮が流れている場所を好むが、関門海峡の速い潮は港内でも少なからず流れを生んでいるので、アジは港内でも回遊している。
狙うべきポイントは岸壁ギワ、港口、流れ込み、港内の角、外灯などで海面が照らされている場所、構造物周りなどを狙う。何かしらの変化がある場所を狙うとよい。
ファーストフィッシュは外灯周りでヒット。潮が緩かったので、海峡側の外灯の光が当たっている場所で食ってきた。
21cmの本命、続けて22cm。ヒットワームはママワームカーリー2インチS/CR。
透明色のワームがアタリ?
下関のアジングポイントでは、経験上、透明色のワームによくヒットしてくる。
これは、アジが普段食べているエサに関係していると思われる。実際、アジの腹の中からよくシラスが出てくるので、これと勘違いして食いついてくるのだろう。地域ごとにヒットワームは違うので、いろいろ試してほしい。
潮が速くなってきたので港内に狙いを切り替える。しかし、この日はなかなかアジに出会うことができず、歩き回るも23cmを追加するのが精一杯だった。
アジ釣れなければアラカブ
アジのアタリが遠のいたので、ワームをサイコワーム1.5インチGPに変更。蓄光するタイプのワームだ。これで岸壁ギワを狙う。ワームを底まで落とし、サオを小刻みに動かすとアラカブが食いついてきた。
アジが釣れない時は、メバルやアラカブも同じ道具で狙えるので試してほしい。