12月20日(木)、相模湾茅ヶ崎港のちがさき丸のカワハギ乗合に釣友・井上さんと出かけた。目指せ肝パンだ。
エボシ岩沖で実釣開始!
7時、12人を乗せて出港。航程約10分でエボシ岩沖水深23mに到着。
海況は晴れ、風は北東から2~3mと弱かったが、前日に吹いた南風によるウネリが残っていた。
また、潮の色は澄んだ青緑色で流れはほとんどなかった。
根の上で船中アタリ!
最初の流しはアタリなく、小移動して水深28mの根上のポイントへ。
再開すると、エビエサを使う井上さんがヒットさせた。
竿の叩かれ具合から良型が想像でき、3本バリ仕掛けの一番下のハリに掛ってきたのは24cm。
続いて左舷トモ寄り3番で18cmの本命がアサリエサで上がると、その次も井上さんにヒット。今度は中バリに、ひと回り大きい25cm。
船中わずかに活気づくと、右舷前寄り2番目の武井さんが24cm、私のエビエサを付けた置き竿にもアタリ。
「これはラッキー」と、リールを巻くと強い引きで特大サイズを期待をしたが、上がってきたのは16cmカワハギと35cmホウボウの一荷。
さらに、16、17cmが船中ポツポツ上がって小移動。
徐々に失速・・
水深34mを流すと、アタリが戻る。
右舷前寄り3番の岡田さんが23cmを上げると、左舷ミヨシの小川さんが22cmと続く。
釣り場は根から平場へ連なるところで、その境目でよくアタる。次の流しでは、左舷トモ寄り3番の山下さんに白っぽい26cmの大型がヒット。
紅一点の釣り仲間、藤屋さんには17cmのカワハギと30cmサバフグの一荷。
さらに、次の流しで右舷ミヨシの石井さん、トモの牧野さんと私に22cmと続いたが、終盤失速。
船長から「試しに亀城根へ行って見ましょう」とアナウンス。
ポツリポツリ拾い釣り
30分走った水深37m前後を2カ所流し、魚の活性は高かったが、本命は牧野さんが釣った17~18cm3尾だけ。11時に見切りをつけ、再び茅ヶ崎沖へ戻る。
水深33m前後で再開すると、本命のアタリが戻り、ひと流しで20~25cmが船中5尾ほど。
ふた流し目には、左舷3番の平山さんがこの日最大の27cmを上げ、私は根掛かり後の取り替えた仕掛けに、食い上げるアタリで16cm。
このあと、ひと流し約20分のペースで移動を繰り返し拾い釣り。
正午ごろから風が南に変わり、表層の潮だけが平塚方向に流れ、右舷は仕掛けが船下に入り込む状況となってオマツリが増えた。
そんななか、右舷2番の武井さんが良型ばかりをうまく拾い釣り、着実に釣果を伸ばす。
ゼロテンションでアタリを待っていると、ゴンゴンという大型のアタリが到来。25cmの引きを存分に楽しみ、刺し身サイズをタモ取り。
次の流しでは、30cm級メイチをゲット。井上さんが22cmを追釣して5尾キープ、14時に沖上がりを迎えた。
最終的な船中釣果は、16~27cm1~6尾で武井さんが竿頭、次頭が5尾の井上さん、ゲストにカサゴやホウボウが交じった。
<週刊つりニュース関東版 APC・木津光永/TSURINEWS編>
ちがさき丸
出船場所:茅ヶ崎港