魚を捌いていてふと思いました。「魚の皮でカサゴが釣れるのではないか?」と。そこでサーモン、ブリ、マダイ、ヒラメの皮を塩漬けにして、カサゴ釣りに行ってきました!
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉浦永)
魚皮を用意するには?
自分で釣った魚でも買った魚でも、魚を刺し身にする際に皮を引く工程をします。その際に引いた皮を集めておいて使うことができます。
もちろん、近所の魚屋さんに行ってみて、刺し身にする上で引いた皮を買ってくることもできます。ただ、アラとして肥料にする魚屋さんもあるので要相談です。
今回、用意した皮は塩漬けで丸一日放置したものを使用しています。理由として、塩漬けすることで余分な水分が抜けて皮が引き締まるため、ハリ持ちがよくなります。また塩漬けすることで保存性がアップして、小分けにして使うことも可能です。
今回用意した魚皮
今回用意したのは、刺し身にする上で皮をひいたサーモン(養殖)、マダイ(養殖)、ヒラメ(養殖)、ブリ(養殖)の皮です。
養殖にした理由としては、養殖にすることで魚自体には脂が乗っている皮を集めることができるからです (天然は旬によって脂の乗り方が違うため)。
カサゴを狙う
今回の検証にあたり、どの魚の皮でも公平性を出すためにルールを設けました。以下の3点がそのルールです。
・同じポイントで釣りをする
・使用時間は1皮10分まで
・同じ仕掛けを使用する
そして、カサゴ狙いなのでジグヘッド3gに魚皮をカットしてチョン掛けしました。釣り方は、カサゴが好むロックエリアでボトムまで落として、チョンチョンと誘いを入れながら狙います。