6月8日(金)、以前オフショアからロックフィッシュを狙った際、思ったよりも陸に近いポイントでメバルとカサゴが釣れたので、新規ポイント開拓を含め、袖ヶ浦周辺の港湾部をランガンしてみることにした。
当日のタックルと狙い方
あらかじめ、消波ブロックや捨て石などが多く入っているポイントを中心に、ルアー(ワーム)で狙う。
陸から20mくらい離れた辺りへキャスト。
フリーフォールでワーム着底後、イトフケを取り、ボトムを跳ね上げるようにロッドを軽くあおる。
少しだけラインを巻き取って、しばらくステイ。
時間にして3秒ほどを繰り返しながら、反応を探る。
ボトム中心の釣りで、根や地形のくぼみに引っ掛かったあとに、アタリが集中することが多い。
数m間隔でキャストを繰り返し、細かく探りを入れながら反応を待つ。
カサゴは雑食で、いればすぐ何らかの反応があるため、シグナルがなければ次、次とテンポよく探る。
開始して30分が経過したころ、根掛かりしたワームを外した直後にコココっと反応があり、一気にアワセを入れるとフッキング。
同時にリールをごり巻きして魚を浮かせ、相手に主導権を渡さずグイグイと巻く。
下に突っ込みを見せる本命の引きを楽しみつつ、無事にキャッチ成功。
シーバス用のタックルだが、カサゴの引きは力強く、アタリ~フッキング~一気に浮かせる一連の動作を行うにはちょうどいいバランスだと思う。
新規開拓ということで、いるのか?いないのか?半信半疑でのチャレンジだったが、本命からの反応があり、サイズも含め釣れるポイントを新発見できて嬉しさ倍増。
追加を狙い、数mキャストポイントをズラして再開。
すると、着底して1回目の跳ね上げにガツガツッ。
ひと呼吸おいて、一気に浮かしにかかると、なかなかの引きにサイズアップを期待。
しかし、取り込むとそれほど大きくなかった。
活性が高く、根を交わしたあとのステイ中にモゾモゾとしたアタリ。
サイズは少し落ちてしまったが、次投もアタって連発。
新たなポイントを求めて移動
ポイントを休ませるため大きく移動。
再開して細かく探ってみると、反応が消える。
根掛かりが少なく、地形の変化も乏しいため、根が多く入っていて、地形変化が激しいエリアを探す。
ひん繁にルアーが根掛かりする場所を見つけ、ていねいに探ると、ようやく待望のヒット。
サイズは20㌢くらいだったが、怪獣のような顔をした本命。
連発を期待するが続かず、30分たって納竿。
気がつけば、すでに時刻は日付をまたいでいた。
今までスルーしていたポイントも、狙い方を変えてみると新しい発見があったり、「昔は釣れたけど今は…」そういった釣り場も時間とともに気づかない間に、「じつはパラダイスになっていた!」なんてこともあるのかな、と思える釣行になった。
しばらく楽しめるロックフィッシュ。
あの力強い引きは病みつきになるだけに、時間をみつけて再度チャレンジしようと思う。
<千葉・関根勇太/TSURINEWS編>
▼この釣り場について
袖ヶ浦港周辺