12月13日、大阪・貝塚市にある水藻フィッシングセンターへ釣行。台風被害で多くの桟橋が壊れたが、ヘラブナ釣り桟橋は1本だけ残っており、この日も44cmの大型を含め40尾以上のヘラブナと出会う事ができ、冬の一日を堪能した。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・紀州みの蔵)
最終釣果
エサや仕掛けの振り込み方などがずっと同じ状況で、ヘラブナが釣れ続ける事は非常に少ないため、ウキの動きの変化を見ながら、少しずつ戦略をかえていく。底釣りは雰囲気がのんびりしている感じがあるが、頭の回転をよくしないと数多くは釣れない。
底取り、ハリス交換など面倒くさい細かい作業の連続ではあるが、それを面倒がっていては人より釣る事ができない。楽しみ方は人それぞれだが、私は釣れない時間を少しでも減らしたいと思い、今回は昼食も食べずに集中して釣りを継続した。釣果は43尾。平日とはいえ、この時期の釣果としては大満足だった。
底釣りの醍醐味を満喫
トップがチクッと1節入るアタリは、見ていて気持ち良く、安心感があるし、誰でもアワせる事ができる。トップが「チッ」や「ムッ」と押さえられるようなアタリもあり、ウキの動きをじっと見ている人にしか分からないアタリも多い。それらをとらえた瞬間に伝わる重量感は、ヘラブナの「底釣りの醍醐味」であると思う。
桟橋が一部沈んでしまい、ヘラブナ釣り池として心配されていた管理池だったが、水中のヘラブナたちは健在。利便性の良い場所と静かな環境、池の規模も大きく、空を広く感じる事ができる同センターは、この冬も釣りを楽しませてくれるだろう。
ちなみに現地には、ヘラブナ釣りとは別エリアにブラックバスの釣り堀もある。専用の桟橋があり、バスフィッシングを楽しむ事ができる。
<紀州みの蔵/TSURINEWS・WEBライター>