東京湾LTアジ船で38cm頭に211尾 3ケタ釣果が船中5人!【鴨下丸】

東京湾LTアジ船で38cm頭に211尾 3ケタ釣果が船中5人!【鴨下丸】

11月24日(日)、金沢八景(漁港内)の鴨下丸を訪れ、スポット出船のショートLTアジ船に便乗させてもらった。集まったファンが片舷8人ずつに分かれて乗り、私は左舷ミヨシ3番に座る。7時20分、高山将彦船長の舵で桟橋を離れ、釣り場を目指す。天候は曇りで、終始霧のような雨が落ちてくるが、幸い気温は低くなく、北西風は弱い。

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(アイキャッチ画像提供:週間つりニュース関東版 APC・大村隆)

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船釣り エサ釣り

鴨下丸でショートLTアジ釣行

鴨下丸のショートLTアジに乗り込み、航程30分で釣り場に到着。仕掛けの上バリに支給の赤短を付け、2本の下バリに青イソメ(船上で1パック¥300で販売)を付け、ビシにコマセをゆったり詰めてスタンバイ。船長が魚群を捉えると、「底上3~5mを誘ってください」のアナウンスで開始。

東京湾LTアジ船で38cm頭に211尾 3ケタ釣果が船中5人!【鴨下丸】タックル図(作図:週間つりニュース関東版 APC・大村隆)

仕掛けを下ろし、竿の弾力を活かしてビシを前方へ振り込む。水深は約20m、着底したらイトフケを取り、2m巻き上げ、そこで竿先をキュッとシャクってコマセを出し、煙幕の中に付けエサが漂うイメージで、さらに1m上げてアタリを待つ。5秒ほど待ってアタリがなければその位置でコマセを振り、もう1m上げ、指示タナの範囲を念入りに探る。しかし、群れの動きが速く、すぐに竿上げの合図が出て小移動。

小移動後に入れ食いに

新たな群れをキャッチして再開。一投目から小気味いいアタリ。「はい、型が出ました。まめにコマセを打ってよ」と船長のアナウンス。魚群はすっかり船に着き、それからは空振りなしの入れ掛かり。型は大中小交じりだがどの魚も幅広で美味しそう。誰もが夢中になって釣りまくる。

瞬く間にバケツのなかに15尾前後埋まったところで氷と海水を入れたクーラーに移す。右隣の高山さんは30cm級を連発。「底上3mで良型が食ってくる。脂が乗って刺し身にしたら最高だろうね」とご満悦。

右舷胴の間では、浅草と新宿から来た仲よし3人娘が和気あいあいと竿を振っており、船長のレクチャーのおかげか、流れるような手返しで効率よく釣果を伸ばしている。

トモ寄りの加藤さんがナイスサイズを取り込むと、隣の大久保さんも負けじとサイズアップ。

東京湾LTアジ船で38cm頭に211尾 3ケタ釣果が船中5人!【鴨下丸】ナイスサイズをゲット(提供:週間つりニュース関東版 APC・大村隆)

「浅いので引きが強くて、食味も満点だから最高です」とのコメント。仲間の山下さんも一荷を交えながらバケツを埋めていく。

東京湾LTアジ船で38cm頭に211尾 3ケタ釣果が船中5人!【鴨下丸】サイズアップで思わず笑顔(提供:週間つりニュース関東版 APC・大村隆)

初心者や子供も満喫

10時ごろ、雨が小休止となり、ベイブリッジの上に見事な虹がかかると「わあ、奇麗~」と3人は歓声を上げ、スマホで写真を撮りまくっていた。右舷ミヨシでは、父親と来た長門くんが一心不乱に竿を振っている。レギュラーサイズを連発し、「船に乗るのも楽しいし、釣りは大好き」と言うだけあって、父親も凌ぐペースで釣果を重ねる。

東京湾LTアジ船で38cm頭に211尾 3ケタ釣果が船中5人!【鴨下丸】順調に釣果を重ねる(提供:週間つりニュース関東版 APC・大村隆)

胴の間の菅生さんも絶好調。良型を一荷で取り込み、「ダブルで掛かるとスリル満点だね」。船長は常に魚探を注視し、「タナが低くなった。底上1.5~2mを狙うように」など、随時的確にアナウンスがあるので、食いは衰えず、どのクーラーも埋まる。

東京湾LTアジ船で38cm頭に211尾 3ケタ釣果が船中5人!【鴨下丸】重厚な引きを楽しんだ(提供:週間つりニュース関東版 APC・大村隆)