今からが旬の陸っぱり『コウイカエギング』4つの魅力 初心者にオススメ

今からが旬の陸っぱり『コウイカエギング』4つの魅力 初心者にオススメ

陸っぱりでも沖釣りでも大人気のエギング。アオリイカは寒くなると深場へ移動してしまうが、コウイカは12月頃でも狙えるのでオススメ。今回は、寒い時期でも楽しめるお手軽なコウイカエギングの4つの魅力を紹介しよう。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉本隼一)

Shunichi_Sugimoto
Shunichi_Sugimoto

メインフィールドは静岡エリア。釣糸メーカーfathomさんの2019年度フィールドモニターとして活動中です。エギングタックル一つで様々な魚種を狙ってみたり、時にはフカセ釣りで魚と繊細な駆け引きをしたりとジャンル問わず様々な釣りを楽しんでいます。釣った魚を捌いて料理する事も大好きです。釣りの面白さや奥深さ、釣った魚を食べる楽しさを発信していきたいと思います!

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コウイカについて

今からが旬の陸っぱり『コウイカエギング』4つの魅力 初心者にオススメスルメイカなどと比べコウイカはずんぐりむっくり(提供:WEBライター・杉本隼一)

先ずは、コウイカの生態をから触れていきたい。

コウイカの名前の由来

コウイカは、軟体動物門頭足綱二鰓亜綱コウイカ目コウイカ科コウイカ属に属するイカの仲間だ。関東ではスミイカ、西日本ではハリイカと呼ばれ、食味も抜群で、すしネタや天ぷらネタとしても非常に重要なものとされている。

「コウイカ」は漢字では「甲烏賊」と書き、カルシウムでできた固い舟型の貝殻(甲)を備えていることが特徴だ。この特徴的な貝殻(甲)が「コウイカ」の由来とされる。また、関東地方で呼ばれている「スミイカ」とは、大量のイカスミを吐くことからそう呼ばれている。

今からが旬の陸っぱり『コウイカエギング』4つの魅力 初心者にオススメスミをたくさん吐くから別名「スミイカ」(提供:WEBライター・杉本隼一)

捕食方法について

水深10~100mの砂泥の底近くに生息しており、早春から初夏に浅場に産卵のために接近する。アオリイカ同様に一年生イカのため、産卵後は死滅する(※アオリイカの中には、一年半ほど生きる個体も存在するとされる。)。

エギングの人気ターゲットと名高いアオリイカは、海中を泳いで積極的にエサである魚や甲殻類を探して捕食する回遊型なのに対し、コウイカは砂地に岩礁が混じるような海底で擬態(カモフラージュ)して、獲物が近くを通ると素早く襲いかかるという待ち伏せ型の狩りをする。

コウイカもアオリイカ同様に、エギで狙う事ができるが、狙うポイントが変わってくる。アオリイカは海底(ボトム)から中層まで幅広く獲物を探すが、コウイカは基本的に海底付近で獲物を待っているという違いがある。

シーズン

今からが旬の陸っぱり『コウイカエギング』4つの魅力 初心者にオススメアオリイカは遊泳層が広い(提供:WEBライター・杉本隼一)

アオリイカを狙っているとゲストで掛かってくることもあるように、基本的にはアオリイカとシーズンが重なっている。

春(3月中旬から6月頃)と秋(9月から11月頃)がアオリイカのベストシーズンだが、コウイカは低水温に強く、早ければ2月下旬からシーズンが始まる。また秋には、アオリイカが深場に移動した後の12月頃でも釣れることがある。

エギングで狙う代表的なコウイカ3種

今からが旬の陸っぱり『コウイカエギング』4つの魅力 初心者にオススメ釣れるのはコウイカ、シリヤケ、モンゴウの3種類(提供:WEBライター・杉本隼一)

エギングで掛かってくるコウイカには、実は3種類存在する。「コウイカ」「シリヤケイカ」「モンゴウイカ」の3種類があり、それぞれ身体の模様や色、大きさが異なる。

モンゴウイカは、別名カミナリイカと呼ばれる。軟体動物門頭足綱二鰓亜綱コウイカ目コウイカ科コウイカ属に属する西日本で水揚げされる大型のコウイカを指す。胴に独特の斑文が散らばっており、これがカミナリ模様に見えることがカミナリイカの名前の由来とされる。

シリヤケイカは、コウイカ目コウイカ科シリヤケイカ属に属する。コウイカ目コウイカ科なので、見た目はとても似ているが、コウイカやモンゴウイカにみられる甲の先端部の針状の突起がない。生時は、黒褐色の胴の背面に多数の小白点が散る特徴的な体色から区別できる。

コウイカエギングの魅力4選

今からが旬の陸っぱり『コウイカエギング』4つの魅力 初心者にオススメエギは複数持っていこう(提供:WEBライター・杉本隼一)

エギングは、「エギ(餌木)」と呼ばれる漁具由来のルアーを使用してイカを狙うルアーフィッシングのひとつだ。ロッドをあおる「シャクリ」と呼ばれる動作でエギを動かし、イカにアピールする。

手軽に出来る釣りだが、奥が深い釣り方でもあり、アングラーの技術の差が出やすい釣りでもある。

1.軽装備で楽しめる

今からが旬の陸っぱり『コウイカエギング』4つの魅力 初心者にオススメエギングタックルでそのままできる(提供:WEBライター・杉本隼一)

エギングタックルとエギ、小物類さえあれば釣りをする事が可能だ。荷物が少量で済み、他の釣りに比べてランガンが容易なことも特徴だ。

また、車にエギングの道具を積んでおいて仕事帰りにふらっと釣り場に寄り道してエギングしたり、散歩のついでにエギングするのもおすすめだ。

2.釣り方がシンプル

今からが旬の陸っぱり『コウイカエギング』4つの魅力 初心者にオススメアオリイカとコウイカの誘い方は異なる(作図:WEBライター・杉本隼一)

コウイカはボトム付近にいるので、アオリイカ狙いのような激しいシャクリやジャークは不要。

アオリイカとは違い、ボトムでじっくりとアピールするために軽いアクションが効果的だ。アクションは着底後、軽くチョンチョンっとロッドをあおって再び着底後15秒ほど放置を繰り返すだけで良い。根掛かりの少ない場所ではズル引きも効果的だ。

また、沈下速度の早いディープタイプのエギや2.5号から3号のエギに2号程度のナスオモリを装着したものを使用すれば着底も分かりやすく、ボトムをキープしやすいので初心者でも釣りやすい。

今からが旬の陸っぱり『コウイカエギング』4つの魅力 初心者にオススメエギとオモリの組み合わせで使用(提供:WEBライター・杉本隼一)

3.身近の堤防や波止から狙える

堤防や波止からでも狙うことができる。堤防や波止といった釣り場は、基本的に足場が良いので安全に釣りができるのが魅力。

アオリイカは潮通しの良い先端部などで釣れるが、コウイカは堤防や波止の内向きでも釣れる事が多い。シロギスが釣れるような堤防や波止なら内向きでも十分にチャンスがある。

今からが旬の陸っぱり『コウイカエギング』4つの魅力 初心者にオススメシロギスポイントには、コウイカがいる可能性が高い(提供:WEBライター・杉本隼一)

4.コウイカは食味も絶品

コウイカは食味が非常によく、旨味成分である遊離アミノ酸が豊富に含まれている。アオリイカと違って肉厚で甘みが強く、熱を通しても硬くならないことが特徴だ。お刺身はもちろんバター焼きやイカスミを利用したイカスミパスタが絶品。

コウイカは、その食味の良さから市場では高値で取引されることも多い。堤防や波止から、しかも軽装備で気軽に狙えるので、是非ともコウイカエギングにチャレンジしてみてほしい。

今からが旬の陸っぱり『コウイカエギング』4つの魅力 初心者にオススメスミが多くイカスミパスタに最適(提供:WEBライター・杉本隼一)

<杉本 隼一/TSURINEWS・WEBライター>