11月3日、陸っぱりから狙うヒラマサキャスティングゲームへ、友人と5人で釣行。午前3時に長崎県平戸市田平港から進和丸で出船した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・末永駿也)
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羽島の磯でショアキャスティングゲーム
釣行当日は、午前3時に長崎県平戸市田平港から進和丸で出船し、15分ほど走り友人の選択で横島へ。しかし、先行者だらけだったので羽島へ上陸する。
自分の中では羽島は初めて陸っぱりからヒラマサを釣ることができた相性が良いと思っている島。上陸し、朝マヅメまで時間があるのでタックルの準備や腹ごしらえをしながら明るくなるのを待つ。
ブレイクでヒットもフックアウト
6時ごろキャスティングスタート。上げ潮が右から左へ流れている。羽島の南側のカケアガリに潮が当たっているとイメージする。立ち位置は前回釣れた島の南側のみ端の所からのスタート。
魚種までは分からないが10~15cm程度のベイトも目視で確認でき、いつ水柱が炸裂してもおかしくないような雰囲気に1投1投ていねいにルアーを操作する。しかし、時間だけがすぎていく。
少し立ち位置を替え南側中央付近から投げる。立ち位置から10m先くらいに急激なブレイクがあるため、ヒットするならその付近かなとイメージしながらアクションする。すると、友人にバイト。ヒットしたがフックアウト。
ポッパーでヒットも乗らず
満潮間際、海面が上がってきて釣るスペースが狭くなるが遠投して飛距離を出しポッパーを操作する。できるだけポップ音を出しスプラッシュをさせアピールしまくる。
水深5mくらいの緩やかなカケアガリで待望のバイト。一瞬ロッドにグッと重さが伝わったのでロッドを立てフッキングする。乗った! と、思ったと同時にフワっと軽くなる。フッキングできなかった…。
あまりにも悔しくてルアーのフロントフックをシングルからトリプルにチェンジ。少しポイントを休めるためしばらく立ち位置を替えてから再び同じ場所へ。
ステーキランチで気分転換
満潮から下げ潮に変わり始め、再びバイト。しかし、今度こそはと焦ってしまいフッキングをするのが早すぎてフッキングできず。自分の未熟さを思い知る。
その後、立ち位置を替えたり、ジグを投げたり、ルアーを小さくしたりしたが魚からのコンタクトは続かない。
気分転換も兼ねて昼に少しだけご飯休憩を取る。友人がもてなしてくれた磯で食べるステーキは格別だった。
同行者が待望のヒラマサをゲット!
休憩を終え回収時間までの残りは約2時間。この2時間は干潮から上げ潮の走り始めとなる。
干潮になると島の南側の左端には満潮時2回バイトがあったポイントが立ち位置になる。そこは下げ潮が左から右へ流れる。
潮目ができ海面も潮の流れで少しざわつく。隣で投げていた友人にバイト。フッキングを決め待望の1尾をゲット。待ちに待ったヒラマサにみんなで喜びながらも、次は自分の番とモチベーションを上げていく。
潮目を狙う
ルアーを投げ続けるも反応がない。羽島は下げ潮が良いといわれている。いったん朝イチのポイントへ移動したがイマイチ雰囲気がないため再び元の立ち位置へ。左右から潮が目の前の浅くなった所でぶつかり波が立つ。ルアーがぎりぎり届く距離の所に潮目ができている。
信頼できるタックルとルアーでていねいに探っていく。横風があるためラインを張るとルアーがイメージ通りに動かない。ラインスラックを作り少し長めにダイビングさせてポコンっと浮き上がらせるイメージ。
ついにヒラマサ7kgをキャッチ!
潮目に投げて3回ジャークしたところで今回1番のバイト。少し重みを感じ、リーリングでラインを張りロッドを立ててフッキング。三度目の正直でフッキング成功。水深が浅いためロッドのアイアンマン94HDのパワーを生かしてゴリ巻き。手前まで寄せてきたところで魚が右側にある瀬に走ろうとするがロッドを立てて頭をこちらへ向かせる。軟らかいロッドだとこの時に負けてしまう。
駆けつけてくれた友人がランディングしてくれて無事にキャッチ。7kg級のとても凛々しいヒラマサだった。
<週刊つりニュース西部版 APC・末永駿也/TSURINEWS編>