秋といえば美味しい食べ物が楽しみなシーズン。そこで今回は、管理釣り場や渓流釣りの人気ターゲット『ニジマス』を使って、一手間を加えた『スモークサーモン』を作ってみた。作り方と下処理方法も紹介。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉本隼一)
注意点&コツ
・段ボールの手作り燻製器や鍋を使った燻製器がお手軽でおすすめ。
・必ず換気の良い所で燻製する。
・チップやウッドは、サクラやヒッコリーがおすすめ。また、「ピート」という石炭の一種を粉末にした物を加えると、スモークサーモンの本場であるスコットランド風の味わいを再現する事ができる。サクラやヒッコリーのほのかに甘い香りにピートの強いスモーキーな香りが混ざり、やみつきになるだろう。
・燻製温度によって、味わいや食感が変わるのもスモークサーモン作りの面白いところだ。
段ボール薫製機を使う場合は、30℃未満をキープして2時間ほど燻製すればねっとりとした食感にする事とができる。
また鍋などを使って60℃から80℃で7分ほど燻製すれば、表面に少し焼きが入った「ホットスモークサーモン」を作る事ができる。さらに高温で短時間燻せば、炙りサーモンのようになり強い旨味が楽しめる。
様々な料理に使用できるスモークサーモン
出来上がったニジマスのスモークサーモンは、そのままでも美味しいが野菜やチーズとサンドしたり、パスタやサラダに合わせても美味しい。大きなニジマスを釣った際は、一度挑戦してみてはいかがだろうか。やみつきになる事間違いなしだ。
<杉山 隼一/TSURINEWS・WEBライター>