今週のヘラブナ推薦釣り場【千葉県・亀山湖】

今週のヘラブナ推薦釣り場【千葉県・亀山湖】

台風15号によって甚大な被害を受けた関東の大型狙いの聖地、千葉県君津市にある亀山湖が復旧して通常営業がようやく再開された。毎年秋に爆釣があるが、今年はいかに。こんな時だからこそ、自らが情報発信源になるつもりで竿をだしてみようではないか。

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(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース 棚網久)

TSURINEWS編集部

淡水の釣り ヘラブナ釣り

概況

台風15号によるライフライン寸断から復旧し、ようやく通常営業に戻った亀山湖だが、台風が残した爪痕は大きい。

今週のヘラブナ推薦釣り場【千葉県・亀山湖】台風15号のつめ跡(提供:週刊へらニュース 棚網久)

湖面にせり出した倒木などで一部ではこれまでと様相が一変した所もある。また上流部は濁りが徐じょに収まりつつあるが、本湖筋はまだ濁っている。さらに一部でターンオーバーが起きており、上流部(川筋)の濁りはこれが原因とのこと。だがヘラ釣りの場合は歓迎のことも多い。例年、秋に爆釣があるのもターンオーバーによる濁り。

ただし今まで釣れていたタナが一気に変わることがあるので、アタリがない場合はタナを大きく変えて探ってほしい。ゆえに竿ケースには13~24尺(2尺飛び)で用意したい。

ポイント

例年通りなら川面台、川晴、トンネル下、笹川筋などが有望。またモジリがあるなら林道下なども面白い。どこに入るにせよモジリの有無が絶対条件。

そのため広範囲を効率よく探るためレンタルのエレキ&バッテリーセットを借りると便利だ。

今週のヘラブナ推薦釣り場【千葉県・亀山湖】エレキがあると便利(提供:週刊へらニュース 棚網久)

ボートハウス松下では船舶免許なしでも乗れる舟が数艇用意されているので、釣行前に予約しておこう。

釣り方とエサ

亀山湖での釣り方とエサを解説する。

ジャミ(大型外道)と本命の区別

ジャミはおもにブルーギル(以下ギル)とワタカ、ワカサギなどの小魚系もいるが触ってもアタリを出したりはしない。

上下のストロークが大きく突き上げるような動きが交じり、触っていてもなかなか落とさないのはブルーギル。ワタカの場合、触り自体はかなり本命に酷似しているが、アタリは消し込み系などハデなものが多い。またアタってハリ掛かりしやすいのはブルーギルで、ワタカはカラツンも出す。

もっとも注意すべきはは大型のコイ。ナジミ込みからズバッと消し込むのは、同魚の確率が非常に高い。ハリ掛かりすると強烈な力で下方向に潜り込み、そのまましばらく上がってこない。さらに潜ったまま舟下に入り込もうとするので、この時に竿のトラブルを起こしやすい。コイだと判断したら、すぐさま竿尻を水面(横に)に滑らせて、道糸をつかんでハリスを切ってしまおう。なお仮にヘラなら沖や真横に走り、下方向に潜ったとしてもすぐに浮上してくる。

エサの作り方

どのようなブレンドにしろ、マッシュベースなら水を入れた後の放置が不可欠。目安は10分以上。こうすると自然なネバリが付き、余計な練り込みをせずとも基エサを作れる。

練り潰したエサを立たせるのはマッシュ系の場合、かなり厄介だ。そこで基エサにはボソ感を残し、小分けしたエサを練り込んだりペトコンなどに調整する。ボソっ気を足したくなったら基エサを足すか、凄麩や藻べらで調整。

触るのに落とさない場合

エサを硬く小さくするか、振り込める極限の軟タッチにする。ただしいずれも、深ナジミと割れ落ちたりしないことが絶対条件だ。

にもかかわらず落とさないなら、ハリスを調整してみよう。長ハリス、大段差、細ハリスなどが効果的だ。私の場合、通常は1号だが0.6号まで落とすことがある。多少不安はあるが、18尺竿以上なら大型でも取り込みは可能だ。意外に思うかもしれないが、超大型ほど引きは弱く、40~45cmがもっとも引きが強い。ただしスレはこの限りではない。

ポイント移動の判断基準

竿替え、エサ替えなど手を尽くしたにも関わらず本命が釣れない時は、以下を基準に移動を考えよう。

ジャミだらけ…もっともダメなパターン。ヘラが近くにいない(通らない)ゆえの現象なので、2時間を目安に移動したほうがいい。

ノーピク…ジャミアタリ後のノーピクなら粘る価値はあるが、最初から動かない時は判断が難かしい。情報収集してどのポイントも釣れていないなら粘るほうが得策かもしれないし、移動後に新展開があるかもしれない。ただし過去の経験上、移動してよかったケースはあまりない。なお14時過ぎから桟橋帰着ギリギリのタイミングのどこかで時合いがおとずれることが多いので、移動要素に欠けるなら粘ってみるのもいいかもしれない。

<週刊へらニュース 棚網久/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
亀山湖
舟代:¥2900(入釣料込み)。エレキ&バッテリーセット:¥3000。釣り台必携。
問い合わせ:ボートハウス松下
この記事は『週刊へらニュース』2019年10月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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