真夏のロックフィッシュフェスティバル取材レポート【神戸・平磯】

真夏のロックフィッシュフェスティバル取材レポート【神戸・平磯】

明石海峡にほど近く、その急潮の影響をまともに受けるのが神戸・平磯海づり公園。8月18日は夏休みを楽しむ家族連れを横目に、夏場のロックフィッシュを狙ったマニアックで熱い闘いが繰り広げられた。急潮を攻略して規定の3尾の確保にも苦戦する中、上位入賞者は見事にリミットメイクを達成していた。

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(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

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ロックフィッシュフェスティバル

当日は大潮回りで普段でも速い潮が潮が一段と速く、沖を航行する船も潮に逆らって進むのに苦労しているのが分かるほど。そして、ガシラやメバルなどのいわゆる根魚は、冬場が釣りの本格シーズンなのだが、あえてこの暑い季節にロックフィッシュをやってみようと計画されたのが「ロックフィッシュフェスティバル」だ。

真夏のロックフィッシュフェスティバル取材レポート【神戸・平磯】当日の参加者(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

当日は45人の参加者が集結して朝6時の開会式を待つ。夏休みと言う事もあって、会場となった平磯海づり公園のベランダには家族連れやグループなどが所狭しと並んでいる。ほとんどの人のターゲットはサビキのアジで、10cmほどのマアジが早朝からいい感じで釣れていた。

真夏のロックフィッシュフェスティバル取材レポート【神戸・平磯】サビキ釣りで賑わう釣りベランダ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

運営スタッフもマニア揃い!?

事前に場所を確保する事が許されている大会なので、参加者は1度ベランダで荷物を置いて釣り座を確保してから、本部前に集合した。当日はこの大会の責任者である飯塚功至さん、松竹芸能のタレントで釣り、音楽、バイクと幅広い活動を続けるトモチン、そしてゲストには高田玲欧さん、北野雅朗さん、アラマキシンヤさんが運営スタッフとして参加。

真夏のロックフィッシュフェスティバル取材レポート【神戸・平磯】運営スタッフの面々(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

開会式が終わると一斉に釣り台へ向かう。平磯海づり公園は東西に1400mに渡って伸びる釣りベランダからの釣りとなり、防潮堤を越えるための階段があちこちに設置されている。防潮堤の外側が釣り台、内側は通路になっており、この通路を車で移動して、行きたい場所へ行けるようになっている。

ファーストフィッシュ賞は女性

スタートして15分ほど経った頃、1人の女性が走って本部に来た。実はこの大会では、スタートして1番最初に本部まで釣った魚を持ち込む「ファーストフィッシュ賞」が設定されている。これはサイズに関係なく、1番最初に本部まで魚を持ち込めばいいので、すでにジグヘッドに掛かった状態で、釣り上げたそのままに持ち込まれる事が多い。今回のファーストフィッシュ賞は、あさちんさん。魚は小さかったけれど、価値ある1尾となった。

真夏のロックフィッシュフェスティバル取材レポート【神戸・平磯】ファーストフィッシュ賞のあさちんさん(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

軽装を生かして探り歩く猛者も

さて、釣り台を見て回ったが、やはり潮が速く苦戦を強いられている参加者も多く、ウエストバッグにロッド1本という軽装を生かして、端から端までを探り歩く強者も居た。それでも話を聞くと「何とか1尾釣りました。まだまだこれからです」と、まだリミットメイクの3尾に届いている人はほとんど見られなかった。

西端のちょうどベランダが終わる場所は、30mほどだけ、西向きにベランダが凹むような形になっている。ここは潮陰になっていて潮自体は緩いのだが、メインターゲットとなるガシラのサイズが出ないらしい。

普段なら数を稼げるポイントも

まずはここでリミットメイクをしてから、急潮面で入れかえを狙うと言うのが作戦なのだが、どうもこの日は潮陰でのガシラが食い悪く、なかなか思ったように釣れないと嘆いている。

ここでの釣り方はジグヘッドの単体では潮に流されすぎて釣りにならないので、重めのオモリを使ったダウンショットリグか、同様に重めのオモリを使ったスプリットショットやテキサスなどで狙う人が多い。少々特殊な釣り方でロックフィッシュを狙う。

エサ釣りの感覚でワームを使う

この釣り場に精通する高田さんによると、「この時期のガシラは動きが遅めで、ルアーであっても比較的ステイの時間を長めに取った方が食いがよく、潮が速い状況ではかなり釣り方が難しくなる」との事。どちらかというと、胴つき仕掛けでのエサ釣りをイメージして、エサの代わりにワームを使うというのが正解らしい。

そんな状況でもさすがに、この時期にロックフィッシュの大会に参加しようと言う猛者揃い。ほんの少し潮が緩んできた10時前にはガシラの姿が見られだした。11時までに検量を済ませる規定なので後は時間との戦いだ。

真夏のロックフィッシュフェスティバル取材レポート【神戸・平磯】若林さんも何とかキャッチ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

1位と2位は5gの僅差!

本部に戻ると、やはり1尾、2尾の釣果が多かったが、それでもポツリポツリとリミットメイクとなる3尾を持ち込む人が見られた。
結果としては上位入賞した5人は全て3尾のリミットメイクに成功。全検量の結果、なんと1位と2位は5gと言う僅差だった。

真夏のロックフィッシュフェスティバル取材レポート【神戸・平磯】5g差で2位に甘んじた西岡さん(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

ロックフィッシュの後は音楽のROCKだ

そして、このイベントのもう一つのお楽しみが音楽。実は魚のロックと音楽のロックをかけたイベントで、釣りで熱い闘いを繰り広げた後は、音楽のロックを聴いて熱く盛り上がろうと言うもの。

今回は、今堀敬一(アバヨ)、CJ、クラフトメン新太郎、そして大会責任者でもある飯塚さんトモチンのオクトプラッシャーた4組のアーチストが熱い歌声を披露してくれた。

真夏のロックフィッシュフェスティバル取材レポート【神戸・平磯】熱い歌で盛り上がれ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

このロックフィッシュフェスティバルは来年も、夏休みの暑~いシーズンに開催する予定だ。

最終成績

優勝:ジョー205g(ガシラ2尾、メバル1尾)
2位:西岡隆志200g(ガシラ3尾)
3位:とがわまいこ165g(ガシラ3尾)
4位:畑幸宏155g(ガシラ3尾)
5位:上野正太140g(ガシラ3尾)
ファーストフィッシュ賞:あさちん

<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>

▼この釣り場について
平磯海づり公園
所在地:兵庫県神戸市垂水区