長生きをする魚5選 最長寿は驚きの512歳ニシオンデンザメ?

長生きをする魚5選 最長寿は驚きの512歳ニシオンデンザメ?

魚の寿命はどれくらいだろうか?もちろん魚といっても種によって様々で、アユは1年しか生きないが、なんとサメは100年以上!?あまり知られていない魚の寿命について、今回は特に長生きする種類にフォーカスを当てて紹介。

(アイキャッチ画像作成:TSURINEWS関西編集部・平塚悠介)

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マダイ

「魚の王様」であるマダイは、寿命の長さも立派なもの。一般的には20~40年くらい生きるとされている。成長過程だが、生後間もなくは浅場で過ごし、1年で約15cmになる。2~3年目はやや深場に移動し、4年で40cmほどの成魚に。そして10年で60cm、14~15年で70cm級へと成長する。

船釣りなどでは、80~90cmの巨マダイが上がることがあるが、このクラスになると相当な年月(20~30年?)を生きていることが分かる。

長生きをする魚5選 最長寿は驚きの512歳ニシオンデンザメ?マダイ(撮影:TSURINEWS関西編集部・平塚悠介)

ナマズ

淡水に住む大型の肉食魚として有名なナマズ。東アジアやヨーロッパの各地域に棲息しており、日本にはビワコオオナマズ・イワトコナマズ・マナマズの3種と最近新種登録されたタニガワナマズの合計4種類のナマズがいる。

ビワコオオナマズの場合、寿命は一般的に10~15年と言われており、長いものでは20年以上生きるものいるとされている。

大型の種になるほど寿命は延び、ヨーロッパオオナマズやメコンオオナマズなどは50~60年とかなりの長寿。

長生きをする魚5選 最長寿は驚きの512歳ニシオンデンザメ?マナマズ(撮影:TSURINEWS編集部)

コイ

コイは水質の悪い環境に強く、とても生命力のある魚だ。体長も大型では1mを超すことがあり、ゆっくりと年月をかけて成長していく。そんなコイの寿命だが、だいたい10~20年長いもので70年以上生きる個体もいると言われている

中には驚異的な長寿もおり、岐阜県東白川村で飼育されていた「花子」という個体は、ウロコの年輪調査による推定年齢でなんと226歳!花子は1977年まで生きており、計算では江戸時代からいたことになる。ちなみにこの記録はギネスブックにも掲載されている。

長生きをする魚5選 最長寿は驚きの512歳ニシオンデンザメ?コイ(撮影:TSURINEWS関西編集部・平塚悠介)

オヒョウ

カレイの仲間で、ベーリング海や北極海などの寒い地域に棲息する。一般的なカレイの寿命は10年ほどと(20年生きる個体もいるらしい)、魚の中でもなかなかの長寿だが、このオヒョウはなんと30~40年も生きるそう

長生きの秘訣は大きな体と、成長の遅さ。オヒョウは体長が2m以上にもなるが、1年で10cm程度しか成長しないらしい。つまり、2mになるだけで20年以上かかるのだ。

ちなみに、ヒラメの場合はカレイより成長が早く、3~4年で40~50cmの成魚となる。寿命はおおよそ5~10年と言われているが、中には10年以上生きる場合もある。

長生きをする魚5選 最長寿は驚きの512歳ニシオンデンザメ?オヒョウ(出典:pixabay)

サメ

サメの場合、魚の寿命を知るための硬骨、ウロコ、歯が無かったり新しいものに生え変わったりするため、寿命を調査することが難しい。そこで、背骨の「輪紋」から調べるそうだ。

サメには様々な種がいるが、一般的には20~30年生きるとされている。しかし、チョウザメは50年、アブラツノザメは80年、ジンベイザメは100年以上、さらに最新研究ではホホジロザメが70年以上も生きるということも判明し、最も長寿な魚種であると言っても過言ではない

その中でも近年、脊椎動物の最長寿記録を塗り替えるサメが発見された。それがデンマーク、コペンハーゲン大学の博士研究員であるユリウス・ニールセン氏らが科学誌「サイエンス」に発表した「ニシオンデンザメ」。

2017年、北大西洋で発見された5.4m以上のニシオンデンザメは、およそ272~512歳と推定され、それまで最高齢とされたホッキョククジラの推定211歳を上回り、最も長生きした脊椎動物となった。さらに驚きなのが、このサメは性成熟するのが150歳前後とされ、大人になるのに1世紀半もかかるというのだ。

長生きをする魚5選 最長寿は驚きの512歳ニシオンデンザメ?サメ(出典:pixabay)

<平塚悠介/TSURINEWS関西編集部>