陸っぱりサビキ釣りで小アジ3ケタ 針サイズ調整が吉【大阪・泉佐野】

陸っぱりサビキ釣りで小アジ3ケタ 針サイズ調整が吉【大阪・泉佐野】

暑い夏がやって来た。学校も夏休み、この頃になると、ポピュラーな釣り物である小アジもひと回り大きくなって、釣り人を喜ばせる。少し大きくなった小アジを狙って8月5日に釣友を誘って大阪・泉南方面に出かけた。結局、泉佐野食品コンビナートでは午前中に3ケタ釣果と、サビキ釣りを堪能できた。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・森宮清釣)

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日中はサビキで夜は1本釣り?

小アジは、主に明るい内は、ハリの多く付いたサビキ仕掛けで釣る事が多いが、この場合はできるだけガイド竿とリールを使って、サビキは3号くらいのハゲ皮やピンクスキンを利用する。下にカゴを付け、これにアミエビを詰めて釣る方が広範囲を探れるからお勧めだ。

ちなみに夜に波止などから釣る場合は、光に集まる魚の習性を利用して灯りを点し、アミエビやシラスのエサを使って、リールなしのノベ竿などで釣る1本釣りの方法もある。この場合は道糸0.6号くらい、ハリスは0.4号、ハリは袖型の3~4号で2本バリが使いやすい。エサにシラスを使う場合は、目にハリを刺す。ノベ竿で釣る夜のアジ釣りは趣があって楽しい。

釣り場を探して泉佐野コンビナートへ

これを踏まえて釣友の喜多さんと朝5時に出発し、助松に到着したのは6時過ぎ。泉大津人工島からなぎさ公園、忠岡港周辺、貝塚人工島と見て回ったが、日曜日が多くの釣り人を呼んでいるらしく、割り込むことすら難しい状態だった。

釣る場所を探しながらたどり着いたのが、前回釣行した泉佐野食品コンビナート。漁港内は前回竿を出したので、今回は入り口付近にある通称・ドラム缶で、辛うじて空きを見つけて釣る事にした。

陸っぱりサビキ釣りで小アジ3ケタ 針サイズ調整が吉【大阪・泉佐野】かろうじて空いていた泉佐野(提供:WEBライター・森宮清釣)

数多くの釣り人がチヌやスズキ、投げ釣りなどを楽しんでいたが、あまり竿は立っていなかった。

今回、私たちは小アジ狙いである。夜も明けて明るくなっていたのでサビキ釣りでスタート。途中でアミエビブロック(500円)を購入して、バケツで解凍。仕掛けは3.6mのチヌ竿にスピニングリールで道糸2号。これにサバ皮のサビキ4号を取り付けた。

ハリを小さくすると入れ食いに

釣り始めて数分で喜多さんが豆アジとチャリコを釣り上げて苦笑。そう言えば右隣の人も豆アジを釣っていたが、私にはアタリはあっても何も釣れない時間が過ぎる。

やむをえず、ハリを3号に取りかえると、途端に小アジが心地いい引きを見せる。この頃から、仕掛けを入れれば即アタリで、時には2匹、4匹と掛かってくるから、汗を拭く間もないくらいの忙しさ。

水汲みバケツにワイヤーを渡し、ワイヤーにハリに掛かった小アジを引っ掛けると簡単に外れるので、手返しがよくなる。ちょっとした工夫だが、非常に便利だ。

陸っぱりサビキ釣りで小アジ3ケタ 針サイズ調整が吉【大阪・泉佐野】水汲みバケツにワイヤーを通す(提供:WEBライター・森宮清釣)

よく釣れるので、フライ用の羽毛やフラッシャー、薄いゴム、柔らかいビニールを使って、糸のつなぎ目を色付きリジンで固めた自作のサビキを使ってみた。
これがまた嘘みたいによく釣れて、釣果は11時過ぎに早くも3ケタ突破。喜多さんも同様で、「飽きてきた」とうそぶく有様。本当は眠たかったらしい。

アミエビがなくなって納竿

13時過ぎに切り上げようかと思っていたのだが、足元3m辺りのタナで小アジが群れて騒いでいる。これを見ると再びやる気が湧いてしまって、またまた入れ食いが始まり、夢中になってしまったが、喜多さんはすっかり満足したのか高いびきだった。

幸いにもアミエビがなくなってしまって、14時前に納竿となった訳だが、釣果は小アジ194尾と小サバ9尾。喜多さんも小アジ150尾ほどの釣果だった。

陸っぱりサビキ釣りで小アジ3ケタ 針サイズ調整が吉【大阪・泉佐野】軽く3ケタを突破(提供:WEBライター・森宮清釣)

<森宮清釣/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り場について
泉佐野食品コンビナート
所在地:大阪府泉佐野市